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MISIAが能登半島地震の被災地で炊き出し支援、東日本大震災以降の活動を振り返る

宗像明将音楽評論家
提供:リズメディア

2024年1月22日、MISIAが能登半島地震の被災地で炊き出しの支援を行った。ここでは、MISIAの所属事務所であるリズメディアのスタッフから寄せられたレポートをもとに、その炊き出し支援を紹介する。

MISIAは、1月20日、21日にサンドーム福井で「25th Anniversary MISIA 星空のライヴⅫ Starry Night Fantasy」を開催し、13,000人を動員。さらに「もっと被災者の力になりたい」という本人の希望から、現地の関係者に必要な支援を聞き取り、地元の自治体や避難所と調整のうえで、ライヴ終演後にそのまま移動し、ライヴ翌日に地震被害が最も大きかった能登半島で炊き出しの支援を行った(なお、この記事に掲載する写真はすべてメディア使用許諾済みである)。

提供:リズメディア
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MISIAは、RUCCOS BURGERや一般社団法人金沢レインボープライドと協力し、以下の支援を行った。

2024年1月22日(月)
◎昼食(11:50〜)
珠洲市 蛸島小学校(たこじま)
提供:300食
・避難所内でも避難者と触れ合い
・小学校のオンライン授業を視察

◎夕食(17:30〜)
能登町 小木中学校(おぎ)
提供:200食
・避難所内でも避難者と触れ合い

※避難所差し入れ
・オキーフ 500個 (ハンドクリーム・呉工業ご提供)
・MISIAツアータオル 300枚
・MISIAツアーTシャツ 120枚

炊き出しには俳優の小出恵介も参加。MISIAは、衣類も不足している避難所で、福井のライヴ会場から運んできたツアーグッズのタオルなどを直接手渡しながら、「体をお大事にしてください」「辛い中でも希望を持つことを忘れないでね」などと、ひとりひとりに声をかけていたという。

提供:リズメディア
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MISIAは、2011年に石川県津幡町にある石川県森林公園の一部で「MISIAの森」プロジェクトを実施。昨年は森林公園全体の名誉園長に就任するなど、石川県と縁が深い。その石川県での今回の炊き出しについて、MISIAは以下のメッセージを発表した。

どんな形でみなさんの力になれるかを考えていた。温かく作りたてのご飯を喜んでくださったことが嬉しかった。実際に見ないとわからないことも多かった。被災された方は不安な中で過ごしていらっしゃると思うが、まずはお元気でいていただきたい。私も被災地に何ができるか考えていきたいし、被災地で何が必要かをいろいろな人が学び合って、助け合っていけたらいい。

提供:リズメディア
提供:リズメディア

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MISIAは、2011年の東日本大震災の際には、復興応援メッセージソング「明日へ」を同年に発表している。

東日本大震災から10年となる2021年には、「THE FIRST TAKE」でも「明日へ」を歌唱している。

2021年3月11日、MISIAはmudefに以下のメッセージを寄せていた。

しかし、あの震災の時、多くの尊い命が奪われ、住み慣れた街を一瞬で失い、言葉では言い表せないほどの悲しみと向き合いながらも、
人々がいがみあったり、自分のことだけを考えたりするのではなく、
「人と人とが思い合うこと」「助け合うこと」で、“生きる力”を取り戻していった被災地の皆さんの姿から、困難を乗り越える力を私たちは学んだはずです。
ですから今こそ、この状況を共に思い合うことで乗り越えられると、そう胸を張って言えるようになりたいと思うのです。
この震災を語り継ぐこと、そして今、何を願い、何を祈り、これからの日々、これからの10年でどう行動するかが、とても大切なことだと思います。
https://mudef.jp/2021/03/11/2314/

東日本大震災から13年。「被災地の皆さんの姿から、困難を乗り越える力を私たちは学んだ」と語ったMISIAは、多忙ななかで支援活動を行った。MISIAに同行したリズメディアのスタッフは、「今はまだできることは限られていますが、復興への長い道のりに寄り添い、必要とされる支援を続けていきたいと思います。そしてこのレポートが、皆さんそれぞれの場所で、『自分なりの支援』について、少しでも考えるきっかけとなればと願っています」と締めくくっている。

音楽評論家

1972年、神奈川県生まれ。「MUSIC MAGAZINE」「レコード・コレクターズ」などで、はっぴいえんど以降の日本のロックやポップス、ビーチ・ボーイズの流れをくむ欧米のロックやポップス、ワールドミュージックや民俗音楽について執筆する音楽評論家。著書に『大森靖子ライブクロニクル』(2024年)、『72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶』(2023年)、『渡辺淳之介 アイドルをクリエイトする』(2016年)。稲葉浩志氏の著書『シアン』(2023年)では、15時間の取材による10万字インタビューを担当。

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