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サントリー・中野将伍、特異ルーキーイヤーの決意は?【ラグビー旬な一問一答】

向風見也ラグビーライター
豪快なランとオフロードパスの合わせ技が光る(著者スクリーンショット)

 サントリーの中野将伍が9月10日、加盟する国内トップリーグの新人研修後に「競争は激しいのは自分自身でもわかっている」と決意を新たにした。

 昨季は早稲田大学の一員として11大会ぶり最多16回目の大学選手権制覇を経験。サントリーへの入社に先立ち、サンウルブズへ加わり国際リーグのスーパーラグビーでもプレーした。

身長186センチ、体重96キロという恵まれたサイズのセンターで、新天地では各国代表経験者との定位置争いに挑む。

 以下、共同取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。

 

――新人研修で印象に残った部分、これからの自分に生かそう位と思った部分は。

「初めて聞くことばかりでしたが、印象に残ったのはSNSを使ったソーシャルメディアのところで、自分はそんなにSNSを活用する方ではないですが、もし使う時などは使い方を考えて、自分をSNSでもアピールできるように、間違った使い方ではなく、いい使い方で、個人としてもチームとしても多く試合に観に来ていただけるようにしたいと感じました」

――メディアも聴講可能だった新人研修のうち、「コンプライアンス概論」は唯一の非公開でした。ちなみに2020年のトップリーグでは、コロナ禍にあって「コンプライアンス教育の徹底」のための延期を決定したことがありました。

「ラグビーのプレー中ではなく、私生活でも法律、住んでいるところの条例、身近なところにも罪があるというか、そういうところが身近にあるといつところで、私生活の面でも法律に気を付けていかないと、選手として続けていけなくなることが身近にあるとわかったので、そういう部分で、どういうことがあるのかを学び、どう対処していかないということを学びました」

――新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年と異なる半年間を過ごしてきたと思いますが。

「自分も齋藤と同じ4月に入社して、最初の2か月ほどはパソコンで研修だったりがほとんど。営業をしているので、6月以降は午前中に少しずつお店に回り、午後はクラブハウスでトレーニングを…という生活をしています」

――開幕時期が明確化されていないが新しいシーズンに向けてどういうプレーどういう成績を目指しているか。新人賞への思いは。

「トップリーグ開幕に向けて、サントリーのセンターのメンバーとして(試合に出たい)。同じポジションにセンター 日本代表(中村亮土、候補選手と目される梶村祐介)、オーストラリア代表(サム・ケレヴィ)がいる。競争は激しいのは自分自身でもわかっている。そこで試合に出るメンバーになるには、自分の持ち味である激しいプレーではどのセンターにも負けないくらいにやって、試合に出られるようにしていきます。新人賞を狙うためにするというより、サントリーの試合に出場し続ければ、シーズンが終わった時にいい結果がついてくるんではないかと考えています」

 ちなみに中野の言葉通り、この日の研修ではインターネット上での「炎上」を避けるインターネットとの付き合い方について学習。過去に不適切な画像をアップロードしているのであれば早急に削除するなどの、具体的な手順を学んだ。

 中野と同じく早稲田大学からサントリー入りの齋藤直人は、「(講義中に)特に印象に残ったのは『まずはラグビーを一生懸命やること』というお言葉で。そのなか(延長)で、SNSの活用がある」。切磋琢磨する。

ラグビーライター

1982年、富山県生まれ。成城大学文芸学部芸術学科卒。2006年に独立し、おもにラグビーのリポートやコラムを「ラグビーマガジン」「ラグビーリパブリック」「FRIDAY DIGITAL」などに寄稿。ラグビー技術本の構成やトークイベントの企画・司会もおこなう。著書に『ジャパンのために 日本ラグビー9人の肖像』(論創社)『サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー――闘う狼たちの記録』(双葉社)。共著に『ラグビー・エクスプレス イングランド経由日本行き』(双葉社)など。

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