CO2濃度 過去最高値更新 止まらない温暖化「マイバッグは本当にecoなの?」

(提供:MakotoHara/イメージマート)

気象庁は先日、2020年に各地で大気中の二酸化炭素濃度を観測した結果、過去最高値を更新したと発表。二酸化炭素は地球温暖化の要因とされ、世界的な増加傾向が続いています。

特に、今年の春は、温暖化を肌で感じた方も少なくないのでは?3月の気温は全国で観測史上最も高くなり、桜の開花、満開も記録的な早さになりました。これは短期的なスパンで見ると、偏西風が例年より北上し南から暖かい空気が流れ込みやすかったことがあげられます。長期的なスパンで見ると、地球全体の温暖化が要因です。ソメイヨシノは温度に敏感な植物で、温暖化により過去10年で平均して1日ずつ開花が早くなっています。入学式と桜のセットは今後見られなくなる年が多くなるかもしれません

マイバッグは本当にecoなのか?

ところで、レジ袋が有料化されマイバッグを持っている方が多いと思いますが、本当にこれは地球にやさしいのか?マイバッグ製造時にも環境負荷が発生するため、私自身も疑問に思いながら使用しているので調べてみました。レジ袋はどのくらい二酸化炭素を排出し、マイバッグを使用することでどれだけ抑制されているのか?レジ袋とマイバッグの二酸化炭素排出量を計算した調査報告書「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA(ライフサイクルアセスメント) 第4回日本LCA学会研究発表会講演要旨集 2009年」によると以下になります。

マイバッグは繰り返し何度も使いましょう

1回1枚使用で使い捨てにしたレジ袋と、25回使用したマイバッグでは、マイバッグの方が二酸化炭素排出量が多くなります。マイバッグを50回使用した場合で、ようやくレジ袋と二酸化炭素排出量が等しい値に。つまり、50回以上同じマイバッグを使用すれば、レジ袋より二酸化炭素排出量が少なくなるというわけです。

マイバッグは少なくとも50回以上は使うようにしましょう。