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東京さくら満開 週末から週明けは花散らしの雨か

三ヶ尻知子気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
(写真:アフロ)

22日、東京でさくら満開の発表が気象庁からありました。満開とは気象庁が基準にしている標本木(靖国神社にある木)が、8割以上開花したことをさします。平年より12日も早く、観測史上2番目に早い満開です。皆さんの近くのさくらはどうですか?我が家の近所は、まだ5分咲きといったところです。

色でわかる見頃のサイン

ところで、さくらの花の色は刻一刻と変化していくのをご存知でしょうか?花の中心付近が黄緑色だと咲いたばかりなのに対し、中心がピンク色になるともうすぐ散るサインなんです。

画像 著者撮影
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週末から週明けは桜散らしの雨か?

画像 ウェザーマップ
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花散らしの本来の意味は?

広辞苑によると、「三月三日を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること」となっています。現代風に言うと合コン的な意味合いでしょうか。

この意味をご存知の方からすると、天気予報でこの言葉を使うのはいかがなものか?という方もいらっしゃるかも知れません。個人的には言葉は時代で変化していくものなので、使ってもいいのではと思います。皆さんはどう思われますか?

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

1996年に気象予報士の資格取得。大分県出身。日本テレビ、NHKを経て、現在は、TBSテレビ気象キャスター。南国から雪国まで住んだ経験を活かし、主婦目線、母目線で天気を解説。著作に『わたしたちも受験生だった 気象予報士この仕事で生きていく』(遊タイム出版/共著)など

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