冬至の後は最強冬将軍が年末年始に襲来

イメージ 冬至昼間の影が一番長い日 スカイツリーの影も長い(著者撮影)

12月22日は一年のうちで最も昼の時間が短い冬至。太陽の南中高度が一番低い日なので、昼間の影の長さは最も長くなります。写真のスカイツリーの影も、冬至は約1,059メートルと1キロにも及ぶのに対し、夏至は約137メートルしかありません。

ただ、「冬至 冬中 冬はじめ」とも言われ「冬至は暦の上では、冬のど真ん中であるが、本格的な冬はこれからスタート」と言うのが実際の気温の傾向です。

今年はエルニーニョ現象で暖冬?

今年の冬の予報 気象庁HPより
今年の冬の予報 気象庁HPより

地球全体が温暖化の影響で下駄を履いている(気温がもともと高い)上に、この冬はエルニーニョ現象が発生している影響で、大気(偏西風)の流れが変わり、東日本から西日本は寒気が流れ込みにくい、当初暖冬傾向が気象庁の季節予報で出されていました。しかし、暖冬予報は長期の期間でみた予報で、1週間位の短い期間でみると、エルニーニョの影響よりも、北からの寒気の流れ込みがどうなるか?の方がポイントになってきます。もともとエルニーニョ現象は3割程度しか影響しないので、特に中緯度帯にある日本では北からの寒気の流れ込み、つまり、冬将軍がいつやってくるかが、短期の気温予報に、より反映されます。

冬将軍は年末年始に

ウェザーマップ画像(著者一部加工)
ウェザーマップ画像(著者一部加工)

冬将軍(強い寒気)のふるさとは、シベリア、特に西シベリア付近です。ここで寒気を溜め込んだ冬将軍は、7日から10日かけて日本にやってきます。では正月にかけて冬将軍はいつやってくるのでしょうか?

クリスマスの頃から北から寒気が流れ込み、28日には九州まで今季一番強い冬将軍(一年に何度もないような強い寒気)がやってきそうです。ピークは28日前後ですが、元日にかけて居座る予想で、北日本の日本海側や北陸、山間部では大雪、吹雪のおそれも。太平洋側の名古屋、仙台などでも雪の可能性があり、福岡など九州も初雪になるかも知れません。帰省ラッシュと重なって交通機関への影響も心配されます。

ウェザーマップ画像(著者作成)
ウェザーマップ画像(著者作成)

チェーンの装着が義務化

また、この冬から、大雪時は大規模な立ち往生を防ぐため、一部の高速道路や国道で、スタッドレスタイヤを履いていても、チェーンの装着が義務づけられます(開始時期は調整中)。雪国に帰省される方などは、売り切れで着けられないことがないよう早めの準備をした方が良いかも知れません。

平成最後の年末年始は寒さで幕を閉じ、寒さで幕を開けそうですよ

最新の予報はこちら→Yahoo!天気https://weather.yahoo.co.jp/weather/

チェーン規制に関してはこちら→http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001105.html

スカイツリーの影の長さを計算してくれた弊社野口琢矢さん、ありがとうございました。