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優勝に近づくのは藤井聡太竜王か? 久保利明九段か? 新銀河戦・決勝三番勝負第1局、12月10日放映

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 12月10日10時。第1期新銀河戦決勝三番勝負第1局、藤井聡太竜王(20歳)-久保利明九段(47歳)戦が放映されます。

 公式戦にはない超早指しの設定が特徴の本棋戦。土曜日の午前、スピーディーでスリリングな将棋を楽しまれている方も多いでしょう。

 藤井竜王は田中寅彦九段、山根ことみ女流二段、郷田真隆九段、菅井竜也銀河に勝って決勝まで進んできました。

 一方の久保九段は、佐藤康光九段、里見香奈女流五冠、糸谷哲郎八段、木村一基九段に勝っての決勝進出です。

 藤井竜王と久保九段は公式戦では7回対戦し、藤井4勝、久保3勝と拮抗した成績が残されています。

 記念すべき第1期の決勝戦。三番勝負を制するのは、はたしてどちらでしょうか。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)、『など。

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