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FRBの“見せ玉”&日銀の鬼門は為替etc=2000年8月の“PTSD”

窪園博俊時事通信社 解説委員
先週末の金融政策決定会合で現状維持を決めた日銀の植田和男総裁。(写真:ロイター/アフロ)

(第664号・2023年6月19日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「FRBの“見せ玉”」

              「日銀の鬼門は為替」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「2000年8月の“PTSD”」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<FRBの“見せ玉”>

 FRBが先週のFOMCで政策金利を据え置いた。一方、今後の金利見通しでは、年内にあと2回の利上げを行うことが示唆された。ただ、この2回は“見せ玉”であり、実行される可能性は限りなくゼロに近い。恐らく、このまま据え置きが続く公算が大きい。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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