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政策協調論の本質&本末転倒のジョブ型etc=“貧乏暇なし”の数十年

窪園博俊時事通信社 解説委員
サミットで成果を挙げた岸田政権だが、働き方改革は疑問符も。(写真:ロイター/アフロ)

(第663号・2023年6月12日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「政策協調論の本質」

              「本末転倒のジョブ型」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「“貧乏暇なし”の数十年」

■ トピックス ・・・・・‥‥‥………

<政策協調論の本質>

 こちらの記事によると、欧州中央銀行(ECB)は日銀の金融正常化を懸念している、という。理由は、ユーロ圏の債券市場に悪影響が生じかねないためだ。一国の金融政策が他国に波及するのは事実だが、それを理由に政策協調はできない。各国がそれぞれの判断で適切な措置を講じるしかない。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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