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本予告7日で900万再生超え:秋アニメ「チェンソーマン」高まる期待と豪華主題歌にまつわるエピソード

小新井涼アニメウォッチャー
(提供:イメージマート)

10月からの放送に向け、連日情報が飛び交う秋アニメ。その数ある新作の中でも、早くもひときわ異様な盛り上がりをみせる作品があるのをご存知でしょうか。

今月19日に公開された最新の本予告映像は、なんと7日で900万回再生を突破(9月26日0時時点)。昨今次々と起きるアニメブームに沸き立つ日本国内のみならず、海外のアニメ・漫画ファンからも熱視線が集まる話題作「チェンソーマン」です。

■秋アニメ「チェンソーマン」

現在「少年ジャンプ+」にて連載中の藤本タツキ氏による漫画「チェンソーマン」は、悪魔が存在する現代に近い社会を舞台に、デビルハンターをする借金まみれの主人公が、とある事件をきっかけにチェンソーマンとなり夢を叶えていくダークヒーロー漫画です。

容赦のない描写や先の気になる展開に、アニメ化決定前から既に話題となっていた本作。満を持してのアニメ化も、日本で主流の製作委員会方式ではなく、「呪術廻戦」や「進撃の巨人」The Final Seasonなどでお馴染みのMAPPA一社が、全額出資をしての製(制)作ということで、映像への期待はもちろん、その作品展開にも注目が集まっています。

■豪華主題歌と制作にまつわるエピソード

そんな本作、異例なのはその製作体制だけではありません。

先日発表された情報解禁により、新たに主題歌情報として、オープニングテーマを米津玄師氏が、挿入歌をマキシマム ザ ホルモンが担当することが判明。

さらに全12話の各エンディングテーマを、同じくマキシマム ザ ホルモン他、ano氏Eve氏Aimer氏Kanaria氏syudou氏女王蜂ずっと真夜中でいいのに。TK from 凛として時雨氏TOOBOE氏Vaundy氏PEOPLE 1、という錚々たるアーティスト達が、なんと週替わりで担当することが発表されたのです。

各話変則エンディング自体はアニメでは珍しいことではありませんが、キャラクターソングやカバー曲、単一のアーティストによる複数楽曲等ではなく、異なるアーティストによる新曲が映像も週替わりで放送されるというのは、かなり異例の展開です。

また、オープニングテーマ関連では、楽曲解禁の日に公開された、とある有名アーティストのnoteの記事も話題となりました。

米津玄師氏の担当の方から連絡がありました。|つんく※

本作オープニングテーマの制作にあたり、米津氏サイドより、音楽家・プロデューサーとしてもお馴染みのつんく※氏に、氏が手掛けたモーニング娘。の「そうだ!We're ALIVE」から、フレーズの一部を使用させてほしいという連絡があったというのです。

上記記事をご覧になって該当フレーズを知ったうえで、ぜひ改めてオープニングテーマが聞ける本予告をご覧になってみてください。

該当フレーズ発見時の衝撃はもちろん、原曲と本作「チェンソーマン」の物語に思いを馳せて、ただでさえ格好いい!と思っていたオープニングテーマが、より味わい深いものになるかもしれません。

  • ※本来は名称後にマース記号

珍しい製作体制や劇場版と見紛うほどの映像、そしてただでさえ驚きの主題歌情報に加えそれにまつわる熱いエピソードまで公開されて、改めて期待が高まり続けている本作。

公開済みの関連PVやトレイラーはどれも既に500万~1500万回以上再生されているなど、その熱量も既にかなりのものです。

放送前からこれだけ注目されているとあって、その分期待されるハードルもかなり上がってきていますが、果たして放送開始と共にどのような反響が起きていくのか、早くも目が離せません。

アニメウォッチャー

北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程在籍。 KDエンタテインメント所属。 毎週約100本以上(再放送、配信含む)の全アニメを視聴し、全番組の感想をブログに掲載する活動を約5年前から継続しつつ、学術的な観点からアニメについて考察、研究している。 まんたんウェブやアニメ誌などでコラム連載や番組コメンテーターとして出演する傍ら、アニメ情報の監修で番組制作にも参加し、アニメビジネスのプランナーとしても活動中。

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