今年4月に行われた北米以外の外国人選手を対象にした「グローバル・ドラフト」では6人の日本人選手が指名を受けたが、その中の2選手が開幕ロースター入りしたことが明らかになった。

 開幕ロースターを勝ち取ったのは、ウィニペグ・ブルーボマーズのラインバッカー(LB)、丸尾玲寿里と、BCライオンズのキッカー(K)山﨑丈路の2選手。

 アメリカのテキサス大学サンアントニオ校でプレーしていた丸尾は、グローバル・ドラフトでも1巡目全体4位指名と高評価で入団しており、開幕戦での先発入りを目指す。

 丸尾のブルーボマーズは8月5日(日本時間6日)のハミルトン・タイガーキャッツ戦で開幕を迎えるが、この試合に出場すれば日本人選手として初めてCFLの試合でプレーすることになる。

 開幕ロースター入りしたLBは8選手で、アメリカ人が4人、カナダ人が3人、そして外国人枠の丸尾となっている。

 ブルーボマーズのマイク・オシェア監督は「彼はとても良い選手だ。動きが活発で、フットボールIQも高く、洞察力に優れている。見ていて、とても楽しい選手で、練習でも毎回、なにかしら目を惹くような素晴らしいプレーをする」と丸尾に高評価を与える。

 キッカーの山﨑が属するライオンズは、翌6日(日本時間7日)のサスカチュワン・ラフライダーズ戦が開幕となるが、山﨑が日本人初となるCFLでの得点を記録する可能性は高い。

 ライオンズにはパンターは一人いるが、キッカーは山﨑だけなので、キックで得点する場面には山﨑が蹴ることになる。

 敵地での開幕戦となるが、収容3万3350人のスタジアムでの試合は前売りの段階で完売しており、相手チームのファンから大きなプレッシャーを受ける中でキックを蹴る。

 グローバル・ドラフトで指名を受け、指名チームのトレーニング・キャンプに参加していた丸尾と山﨑以外の日本人4選手は、練習生枠に入れられ、今後もチームに帯同を続ける。

 この4選手は、モントリオール・アルエッツの李卓と山岸明生、ブルーボマーズの町野友哉、そしてトロント・アーゴナーツの佐藤敏基。

 試合に出場できるアクティブ・ロースターとプラクティス・ロースター(練習生)の間では、必要に応じて試合ごとに入れ替えが可能。練習生枠に置かれた日本人4選手は、レギュラーシーズン中のアクティブ・ロースター昇格を目指していく。