ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、6月7日(日本時間8日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、2試合連続となる盗塁を記録した。

 大谷は今季9つ目の盗塁を成功させたが、これはチームでトップ。エンゼルスはチーム全体の盗塁数が25で、大谷一人で36%を占めている。エンゼルスの2位はデビッド・フレッチャーの3盗塁。

 アメリカン・リーグの盗塁王争いは、過去に2度盗塁王に輝いたことがあるロイヤルズのウィット・メリーフィールドが17盗塁で独走中。2選手が10盗塁で2位タイに並び、9盗塁の大谷は4位タイに着けている。

 大谷はメジャー1年目の2018年に10盗塁、2年目も12盗塁を記録しており、自身3度目となる二桁盗塁にあと1つ。

 通算では38盗塁となり、田口壮の39盗塁までもあと1つに迫っている。

 大谷はこのままのペースを続ければ、今季終了後には5位の田口だけでなく、4位の井口資仁(48盗塁)を抜く可能性もある。

日本人メジャーリーガーの通算盗塁数ランキング。二桁はシーズン二桁盗塁達成回数(表作成:三尾圭)
日本人メジャーリーガーの通算盗塁数ランキング。二桁はシーズン二桁盗塁達成回数(表作成:三尾圭)

 日本人メジャーリーガーの通算盗塁数ランキングのトップに立つのは、日本人選手で唯一、盗塁王のタイトルを獲得(2001年、56盗塁)しているイチロー。2016年まで16シーズン連続で二桁盗塁を記録して、通算509盗塁はメジャーリーグの歴代でも35位タイにランクインしている。

 2位の松井稼頭央はイチローの約5分の1で、イチローの凄さが際立っているが、通算100盗塁超えは立派。イチローを超える驚異の盗塁成功率を誇り、85.0%はメジャー歴代7位に入るスピードスターだ。

 3位の青木宣親はメジャー1年目の2012年に30盗塁を奪い、メジャー6年間で5度も二桁盗塁を記録。通算100盗塁には2つ足りなかったが、今も日本球界で現役を続けている。

 日本人選手で、メジャーで通算10盗塁以上を記録したのは、上の表に名前が上がった10選手だけで、現役なのは大谷翔平だけ。シンシナティ・レッズの秋山翔吾は8盗塁、ロサンゼルス・ドジャースの筒香嘉智は0盗塁だ。

 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)を始めとする5人の現役日本人投手も0盗塁。日本人投手で盗塁を成功させたのは、吉井理人と大家友和の2投手。

 また、日本(沖縄)生まれで、母親が日本人のデーブ・ロバーツ現ドジャース監督は、10年間の現役生活で243回の盗塁に成功している。