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ダルビッシュ、7回1失点で今季5勝目。パドレスはホーム9連戦全勝でシーズン30勝一番乗り!

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
マリナーズ戦で7回を1失点に抑えて5勝目を挙げたダルビッシュ有(撮影:三尾圭)

 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が、5月23日(日本時間24日)にサンディエゴで行われたシアトル・マリナーズ戦に先発して、7回を投げて7安打、1失点、5奪三振、無四球の好投で今季5勝目を挙げた。ダルビッシュの今季成績は、5勝(ナショナル・リーグ5位タイ)1敗、防御率1.75(ナ・リーグ4位)、74奪三振(ナ・リーグ5位)。

 当初の発表ではマリナーズの菊池雄星との投げ合いとなる予定だったが、マリナーズが試合前日に菊池の登板を1日ずらすとアナウンス。NHK-BSで日本でも生中継された試合は、日本人ファンが楽しみにしたダルビッシュ対菊池の先発対決こそ流れてしまったが、迷彩柄のユニフォームに身を包んだダルビッシュが安定した投球を披露して、メジャー・トップレベルの実力を見せつけた。

マリナーズ戦で力投するダルビッシュ有(写真:三尾圭)
マリナーズ戦で力投するダルビッシュ有(写真:三尾圭)

 「デーゲームは得意ではない」と言うダルビッシュ。前回のコロラドでのデーゲームでも「身体にキレがない」と語っていたが、午後1時開始のこの日も「体が元気ではなかった」と試合後に振り返った。

 ダルビッシュがメジャーでも一流の投手と評価を受けるのは、万全の調子でなくても、投球術で抑えられる力を持っているから。

 7イニング中5イニングで走者を出しながらも、93球(ストライクは63球)、無四球の1失点で切り抜けてみせた。

 この試合ではカットボールとスライダーを中心に投球を組み立て、カッターは43球、スライダーを26球投げた。カットボールの平均球速は85.8マイル(約138.1キロ)で、スライダーは81.7マイル(約131.5キロ)。球速差が約6キロのカッターとスライダーでマリナーズ打線を惑わせた。

 同点の6回には1アウト走者1、3塁のピンチを迎えたが、「セカンドゴロを打って欲しいと投げた」とカットボールで狙い通りに併殺打を打たせた。

 7回はスライダーを打たせてのダブルプレー。「あの左打者にはスライダーを結構投げて意識しているので、そうなればカッターは絶対に詰まる。スライダーと同じ軌道の強めのカッターであればゴロになりやすい」と頭脳的な投球を披露した。

マリナーズ戦で2本塁打、6打点と活躍したフェルナンド・タティース(写真:三尾圭)
マリナーズ戦で2本塁打、6打点と活躍したフェルナンド・タティース(写真:三尾圭)

 パドレスは5月14日(日本時間15日)から始まった今ホームゲーム9連戦を全勝。セントルイス・カージナルス、コロラド・ロッキーズ、マリナーズの3球団とそれぞれ3試合ずつ戦ったが、9試合の合計得点は66に対して失点は僅か18。投打共に相手チームを圧倒して、メジャーで今季30勝に一番乗りを果たした。

 パドレスは明日から10試合の遠征に出るが、勢いは止まりそうにない。

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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