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ドジャースがバウアーと契約!ついにMLBも年俸47億円超えの時代に

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
自身のユーチューブ・チャンネルでドジャース入団を発表したトレバー・バウアー

 今オフのフリーエージェントの目玉で、2020年のナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアーが、2月5日(日本時間6日)にロサンゼルス・ドジャースへの入団を自身のユーチューブ・チャンネルで発表した。

 バウアーはニューヨーク・メッツとドジャースの2球団を最終候補として絞っていたが、生まれ育ったロサンゼルスの名門チームで2020年のワールド・チャンピオン、ドジャースと3年契約を結んだ。

 MLB公式サイトのマーク・フェインザンド記者によると、ドジャースはバウアーに対して3年総額1億200万ドル(約107億円)の契約を提示。

 2021年の年俸は4000万ドル(約42億円)、22年は4500万ドル(約47億円)で、どちらもメジャーリーグでは最高年俸となる。契約にはオプトアウト条項が含まれており、バウアーは21年と22年のオフに契約を破棄してフリーエージェントになることもできる。

 ドジャースにはバウアー、クレイトン・カーショウとデビッド・プライスのサイ・ヤング賞投手トリオが誕生。

 バウアーはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)時代にチームメートだったゲリット・コールの年俸3600万ドルを抜いて、球界最高の年俸を手にする。ただし、年間平均だとバウアーは平均3400万ドルで、依然として平均3600万ドルのコールがトップ。

 他のスポーツと比較してみると以下のような感じになり、ようやくメジャーリーグがNBAとNFLに肩を並べた。

2021年アメリカ4大スポーツ最多年俸選手

NBA: ステファン・カリー(ウォリアーズ) 4300万ドル(約45億円)

NFL: ベン・ロスリスバーガー(スティーラーズ) 4125万ドル(約43億円)

MLB: トレバー・バウアー(ドジャース) 4000万ドル(約42億円)

NHL: オースティン・マシューズ(メープルリーフ) 1591万ドル(約17億円)

2022年アメリカ4大スポーツ最多年俸選手

NBA: ステファン・カリー(ウォリアーズ) 4578万ドル(約48億円)

NFL: カーク・カズンズ(バイキングス) 4500万ドル(約47億円)

MLB: トレバー・バウアー(ドジャース) 4500万ドル(約47億円)

NHL: コナー・マクデイビッド(オイラーズ) 1500万ドル(約16億円)

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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