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NiziUの縄跳びダンスをチアリーダーが本気で踊ってみた

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
NiziUの縄跳びダンスを踊る横浜グリッツのチアリーダー(公式ユーチューブより)

 日本のスポーツリーグで最も国際化されているのは、日本ではまだマイナーな存在であるアイスホッケー。

 国内のトップリーグに位置する「アジアリーグ・アイスホッケー」は日本、韓国、ロシアの3カ国のチームが参戦して行われている。

 コロナ渦で国際試合ができない今季は、国内の5チームだけで「アジアリーグ・ジャパンカップ」を開催して、10月からシーズンが開幕した。

 そのアジアリーグに今季から新規参入を果たしたのが、横浜グリッツ。ここまで開幕から勝ち星なしの6連敗と、チームとしてはまだまだ成熟が足りないが、リーグでもトップクラスの人気を誇っている。

 アジアリーグの国内チームは北海道を拠点とする「ひがし北海道クレインズ」と「王子イーグルス」、青森が拠点の「東北フリーブレイズ」、日本人唯一のNHL経験者である福藤豊が所属する「H.C.栃木日光アイスバックス」と北日本に偏っており、グリッツは2009年に廃部したSEIBUプリンスラビッツ以来、12年ぶりに東京圏に誕生したチームだ。

 グリッツの目玉選手は平野裕志朗。2018年に渡米して、昨季はNHL傘下のマイナーリーグ、ECHLでプレー。2部リーグに当たるAHLでも試合に出場して、アシストを記録した。福藤に次ぐ2人目の日本人NHL選手に一番近い平野は、開幕から2ヶ月間の短期契約でグリッツに加入。今季もNHLに挑戦するために今月下旬には渡米してしまうが、それまでの短い間は日本のアイスホッケー界とグリッツを盛り上げるために全力のプレーを披露している。

 そして、平野とともにもう一つの目玉となっているのが、専属チアリーダー「グリッツ・トパーズ」の存在だ。

 アイスホッケーでは珍しいチアリーダーだが、グリッツ・トパーズはXリーグ、プロ野球、バスケットボールの日本代表チアなど豊富なチア経験を持ったメンバーが集まった。

 そのグリッツ・トパーズは、本日から公式ユーチューブ・チャンネルを開設。NiziUの大人気プレ・デビュー曲「Make you happy」をチームメンバー全員で踊る動画を公開した。

 

 SNS上には数多くの縄跳びダンス動画が上がっているが、現役チアリーダーたちがユニフォームを着用して縄跳びダンスを踊る姿は壮観。

 メンバーの一人、プロ野球チア出身の下岡茉梨萌はプライベート・アカウントで数々の「踊ってみた」動画を上げるほどのアイドル好き。これまでもAKB48や乃木坂46の踊ってみた動画にチャレンジしてきた。メンバーの中にはNiziUのことをあまりよく知らない者もいたが、下岡がプロデュースして今回のグリッツ・トパーズのメンバーによる「Make you happy」動画を完成させた。

 そんなグリッツ・トパーズの迫力あるパフォーマンスと平野の華麗なプレーを今週末は横浜で観ることができる。新型コロナウイルス観戦拡大防止対策のため、会場収容人数は通常の半分に制限しており、10月のホーム開幕シリーズのチケットはすぐに売り切れるほどに人気だった。

 今週末のチケットもチケットぴあ取り扱い分は完売となっているが、当日券はまだ若干残っている。

 日本でもこれから人気が出そうなアイスホッケーを先取りしてみてはいかがだろうか?

横浜グリッツ試合情報

11月7日(土)14時半開場、16時試合開始

11月8日(日)12時半開場、14時試合開始

アジアリーグアイスホッケージャパンカップ2020

横浜グリッツ対H.C.栃木日光アイスバックス

KOSE新横浜スケートセンターにて

チケット情報はこちら

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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