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二刀流の大谷がベーブ・ルースを超えたと米スポーツ専門テレビ局ESPNがツイート

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
全米中のメディアからも大きな注目を集めるエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)

 4月1日(日本時間2日)のアスレチックス戦で勝投手になり、3日と4日(日本時間4日と5日)のインディアンズ戦では2試合連続本塁打を記録したエンゼルスの大谷翔平。

 米スポーツ専門テレビ局ESPNの米スポーツ専門テレビ局ESPNの人気ニュース番組『スポーツセンター』の公式ツイッターは、開幕から7試合で投手として1勝、打者として2本塁打を記録した大谷は、1919年に開幕17試合目で同記録を達成したベーブ・ルースの記録を抜いたと発表。「大谷翔平の前評判は本物だ」とツイートした。

 レッドソックスに所属していた1919年のベーブ・ルースは24歳で、今季中に24歳の誕生日を迎える大谷と同じ年齢だったシーズン。4番レフトで先発出場したヤンキースとの開幕戦で4打数2安打3打点1本塁打と活躍。投手としてのシーズン初登板は開幕8試合目で、ヤンキース相手に9回を7被安打2失点に抑えて完投勝利を上げた。当時は指名打者制度がなかったので、4番投手として打席にも立ち、登板前日と翌日も4番レフトで試合に出場。

 ルースがシーズン2号目の本塁打を放ったのは、シーズン17試合目。セントルイス・ブラウンズ(ボルティモア・オリオールズの前身)に4番投手で出場して、投げては9回4失点の完投勝ち、打つ方でも満塁本塁打を放って、投打で活躍するワンマンショーを演じた。

 この年のルースは、投手として17試合に登板(15試合に先発)して、9勝5敗、防御率2.97、打者では130試合で打率.322、29本塁打、113打点、OPS1.114の成績を残したが、果たして大谷は今季どこまでの成績を上げられるのだろうか?

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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