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レッドソックスが本格的な社会支援活動を展開! 本拠地とキャンプ地の人々に向けた食糧支援基金を設立

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
2301年のボストンマラソンを襲ったテロ事件でも被害者支援基金を設立している(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

【レッドソックスが食糧支援の基金を設立】

 レッドソックスが新型コロナウイスルニ苦しむ人たちにっむけ、本格的な社会支援活動をスタートさせる。

 レッドソックスは現地時間の4月15日、本拠地のあるボストン地域とキャンプ地を置くフロリダ州南西地域で食糧確保が困難になっている人たちに向け、緊急支援の基金を立ち上げることを明らかにした。

 同チームが保有しているレッドソックス基金を母体とし、新たに「EMERGENCY HARDSHIP FUND(緊急困窮基金)」を設立し、支援していくというもの。

【チームスタッフのみならず一般人も支援へ】

 これまでMLBや各チームは、シーズン開幕延期に伴い収入源を失った球場で働くスタッフに向け金銭補償を行うなどの支援を行ってきた。

 だが米国各地で新型コロナウイルスの感染が拡大していく中で、米国の経済活動はほぼ停滞状態に陥り、社会全体で収入を失い経済的に困窮する人たちが増えつつある。

 そのためレッドソックスは、チームスタッフなどの限定した人たちに留まらず、チームと関連のある地域のすべての人たちに手を差し延べるこというものだ。

 今回の基金設立で、支援を求める人に対し250ドル(約2万8000円)分の食糧引き換えギフトカードを配布することになっている。

【選手やコーチらも出資予定】

 チームによれば、今回の基金はレッドソックス基金から30万ドル(約3300万円)を拠出するだけでなく、そこにさらに選手、コーチ、オーナーグループからの出資を募り、さらに基金を大きくしていく予定だ。

 また食糧支援を行っていくだけでなく、当該地域で新型コロナウイルス関連支援として立ち上がっているチャリティー基金にも基金の一部を寄付する方針だ。

 米国の現状を考えると、こうした活動は今後他チームにも広がっていくことになりそうだ。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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