競売予定のベーブ・ルース使用ユニフォームが史上最高額で落札か?!
【今週末にヤンキー・スタジアムでオークションが開催】
今週末の15日にヤンキー・スタジアムで実施されるオークションに、米メディアの関心が集まっている。
『The Babe Ruth Collection at Public Auction』と銘打たれた今回のオークションでは、ベーブ・ルース選手関連グッズを中心に野球関連グッズ400品以上が出品され、誰もが参加できる公開オークションだ。
そしてこのオークションに出品予定の“あるグッズ”に、史上最高額で落札される期待が寄せられている。
【1920年代後半のルース使用ユニフォーム】
その最も注目を集めているグッズが、長年スワット家が個人所有してきたルース選手の使用ユニフォームだ。
ユニフォームには胸の部分に「Yankees」の名前が入り、首部分の裏側に「Ruth」の刺繍が入っているという。
このジャージーを鑑定した専門会社のSGCでは、このユニフォームは1920年代後半のヤンキースのユニフォームで、間違いなくルース選手の使用ユニフォームだと判断。ユニフォームの保存状態も良く、450万ドル(約4億9000万円)の価値があるとしている。
ちなみに450万ドルで落札されることになれば、その時点でスポーツ関連グッズのオークションでは史上最高額となる。
【過去の史上最高落札額のグッズは…】
ちなみにこれまでの史上最高落札額は440万ドル(約4億8000万円)。2012年のオークションで取り引きされたもので、実はこれもルース選手が使用した遠征用ユニフォームだった。
すでにルース選手が死去してから71年が経ち、彼が残した通算本塁打記録、年間本塁打記録は、すでに他の選手によって塗り替えられている。それでも米国では、彼は今なお特別な選手であり続けているのだ。
果たして今回は、どれほどの額で落札されることになるのだろうか。