マックス・シャーザーが史上4人目の4年連続250奪三振を達成
ナショナルズのエース、マックス・シャーザー投手が19日、ブレーブス戦に登板し、快挙を成し遂げた。
現在ナ・リーグの奪三振数でトップに立つシャーザー投手は、この日も7つの三振を奪い、シーズン記録を253に伸ばすことに成功。この結果、MLB史上4人目となる4年連続250奪三振を達成した。
250奪三振まであと4に迫ってブレーブス戦に臨んだシャーザー投手。1回を2個、2回に1個を奪い迎えた3回、相手先発投手のルイズ・ゴハラ投手から空振り三振を奪い、MLB史上に残る記録を樹立した。
ちなみにこれまで4年連続250奪三振を達成したのは、ファーグソン・ジェンキンス投手、ペドロ・マルティネス投手、ランディ・ジョンソン投手の3人のみで、いずれも殿堂入りを果たしている投手ばかりだ。ジェンキンス、マルティネス両投手は4年連続で途絶えているが、ジョンソン投手は6年連続まで伸ばしMLB最長記録を保持している。
この日は7回5安打2失点の好投を演じ、今シーズン15勝目を挙げ、自らの記録達成に華を添えている。
これまで2013年、2016年と2度サイヤング賞に輝いている33歳のシャーザー投手は、ここまで奪三振数のみならず、完投数(2)、WHIP(0.91)、被打率(.180)でもリーグ1位にランク。さらに勝利数(15)は同4位タイ、防御率(2.59)同2位と上位をキープしており、今シーズンもサイヤング賞の有力候補になっている。