Yahoo!ニュース

MLBが選手発案のニックネーム入りユニフォームを公開

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
MLBが公開したユニフォーム(MLB広報ツイッターより)

 MLBが企画した、各選手の個性を発揮できる新イベント『Players Weekend』の実施が明らかになったのが、今年6月のことだった。

 イベントが実施される8月25~27日の3日間は、背中に入る名称は選手が発案したニックネームを使用できるだけでなく、自分が選手として成長する上で影響を受けた人名やトレーニング器具名なども自由にユニフォームに貼り付けることができ、各自オリジナルのユニフォームを作成できるというものだ。

 このイベントの実施前に、イベントで使用される各チームのデザインと、一部選手のニックネームが、まず最初にMLB広報の公式アカウントでツイートされた。また同時にMLB公式アカウントでも、プロモーション・ビデオが公開されている。

 このMLBからのツイートに合わせ、各チームの公式アカウントでもユニフォームと各選手が使用するニックネームを随時公開し始めている。それぞれ背番号と照らし合わせながら、誰がどんなニックネームを使用するかチェックして欲しい。

 ちなみに各チームのツイートによると、カブスの上原浩治投手は『KOJI』、マーリンズのイチロー選手は『ICHI』、田澤純一投手は『TAZ』をそれぞれ使用するようだ。

 MLBでは、今回のイベントで使用されたユニフォームをすべてMLB公式のオークションに回し、売り上げは米国及びカナダの野球及びソフトボールの普及活動を推進しているMLBと選手会の基金として使用される予定だ。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

菊地慶剛のスポーツメディア・リテラシー

税込550円/月初月無料投稿頻度:月3、4回程度(不定期)

22年間のMLB取材に携わってきたスポーツライターが、今年から本格的に取材開始した日本プロ野球の実情をMLBと比較検討しながらレポートします。

※すでに購入済みの方はログインしてください。

※ご購入や初月無料の適用には条件がございます。購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。

菊地慶剛の最近の記事