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44歳のバートロ・コロンが現役続行へ!

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
ツインズとマイナー契約を結んだバートロ・コロン投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

現役最年長44歳のコロン投手に、まだ現役引退する意志はなかった。

ブレーブスから40人枠を外すDFAになれたのが6月29日。その後ウェーバーを経て同チームから正式に解雇された7月4日以降、昨年まで所属してメッツをはじめとする数球団がコロン投手獲得に興味を示しているという報道が続く人気ぶりだったのだが、わずか3日後にツインズとマイナー契約に合意するに至った。

今シーズンは13試合に登板し、2勝8敗、防御率8.13と精彩を欠いていた。しかしMLB公式サイトが監修するデータ解析サイトによれば、各球種の平均球速は、メッツで15勝を挙げた2016年とほとんど変わっていないのだ。ツインズがオファーを出したのも当然といえば当然だろう。

今後は傘下3Aロチェスターに回り、メジャー昇格を目指すことになる。もちろんコロン投手の投球内容次第で十分にチャンスはある。

今シーズンのツインズの先発投手陣は決して盤石ではない。ここまで10試合以上先発している投手が5人いるが、アービン・サンタナ投手が最も安定し防御率2.99を残している他は、ホゼ・ベリオス投手(同3.53)がいるくらい。残りはアダルベルト・メヒア投手(同4.32)、ヘクター・サンティアゴ投手(同5.63→DL入り)、カイル・ギブソン投手(同5.82)と安定感を欠いている状態だ。

チームはここまで44勝41敗で地区首位のインディアンスを1.5ゲーム差で追走しており、シーズン後半戦に熾烈な首位争いを繰り広げるためにも、安定した先発投手を必要としているのだ。それだけコロン投手に対する期待も大きいということだ。

まずはマイナーに回ったコロン投手の投球に注目してみたい。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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