「PS4 Pro」の日本の出荷9月に終了していた PS5の生産強化のため

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 ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション4 Pro(PS4 Pro)」の日本向けの出荷が9月に終了していたことが28日、明らかになりました。既に商品のホームページが更新されており、「出荷完了」の文字はないものの、PS4 Proの価格情報が削除されました。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントによると、PS4 Proの日本向けの出荷は終了しますが、海外向けの出荷は続けるそうです。またPS4の通常版は、引き続き生産を続けます。

 PS4 Proの出荷終了の理由は、11月12日に発売される新型ゲーム機「PS5」の生産へシフトするためです。PS4用ソフトとの互換性もある新型ゲーム機「PS5」が出るタイミングに合わせて、PS4 Proは「上位機種」としての役目を終えます。

 PS4 Proは、「PS4」(2013年発売)の上位機種として、2016年11月に4万4980円(税抜き)で発売されました。PS4の性能を強化して4K対応にし、より精密なゲーム画面の描写が可能になったのが特徴です。登場時はPS4の通常版よりも約1万5000円高い価格でした。

 SIEによると最終の通常価格は3万9980円(税抜き、ハードディスク1TB)ですが、昨年の年末商戦期に3万円を切る期間限定セールを実施。任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」(2万9980円)と同価格帯になったこともありました。

 PS4 Proの単体出荷数は公開されていません。しかし現段階で1億1000万台超を出荷したPS4シリーズの「3割程度」と明かされていますから、推定で3000万台前後でしょうか。より美しいゲーム映像を好むコアユーザーの需要に応えて買い替えの需要を作り出し、PS4シリーズの“寿命”を延ばす効果もありました。

 なお2006年に発売された前世代機の「PS3」は2017年に、2011年に発売された携帯ゲーム機の「PS Vita」は2019年に生産を終了しています。