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今年のGWは無料のゲームサービス活用 「ステイホーム週間」を家で楽しむ!

河村鳴紘サブカル専門ライター
昔のゲーム機が眠っている家も多いのでは=著者撮影

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、コロナ対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の対象地域が全国に拡大されました。5月6日まで、国民は外出の自粛を強いられており、その先もまだ見えない状況です。しかし、持て余した時間を忘れさせてくれる最強のツールがゲームです。今年のGW(ゴールデンウイーク)は「ステイホーム(STAY HOME)週間」になってしまいます。そこでゲーム機があれば、無料(もしくは格安)で遊べるサービスを紹介します。

◇スイッチで期間限定無料 懐かしのファミコンゲーム 人気のスプラトゥーン2も

 国内で1300万台を販売した(ファミ通調べ)「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」は、なかなか手に入らない……という声もありますが、携帯ゲーム機に特化した「Nintendo Switch Lite(ニンテンドースイッチライト)」であれば、運が良ければ店頭で見ることもあります。コロナ対策の外出自粛もあり、ネットの方は瞬時になくなるようで、このあたりに皮肉さを感じさせます。スイッチは現在ヒット中の「あつまれ どうぶつの森」を筆頭に万人受けする人気ゲームがそろっており、ダウンロード販売もしているので、ゲーム機の本体さえ手に入れたら後は何とでもなります。ただソフトの価格が総じて高め(5000円以上)なので、手を出しにくいのも確かです。

 ですが、実は無料で遊ぶコンテンツも充実しています。まずはスイッチをネットに接続し、メールアドレスを用意して、無料で作成できる「ニンテンドーアカウント」を作りましょう。すると任天堂のダウンロード販売サービス「ニンテンドーeショップ」にアクセスでき、無料の体験版が遊べます。気に入れば、データを引き継いで製品版で遊べますし、体験版を片っ端から遊び倒すのもありですね。

 同サイトでは、リアル店舗で販売してない「インディーズゲーム」や昔の人気ゲームも購入できます。ソフトの値引き販売もあるので、タイミングが良いと良質の「インディーズゲーム」が100円で買えたりします。

 またニンテンドーアカウントを取得すれば、「Nintendo Switch Online(ニンテンドースイッチオンライン)」という有料サービス(30日間306円)も利用できますが、7日間の無料体験もあります(無料体験のみ希望の人は、『自動更新』を切ってください)。

 さらに現在、既に無料体験を利用済みでも、5月6日までの期間限定で「ニンテンドースイッチオンライン」が7日間体験できるチケットを「マイニンテンドーポイントプログラム」で無料配布中です。人によっては14日間も無料サービスを利用できることになりますね。

 「ニンテンドースイッチオンライン」は、ネットでの対戦プレー、セーブデータの預かり機能などもありますが、「ファミリーコンピュータ」や「スーパーファミコン」の代表的な人気ゲームが遊べてしまうことです。

 ファミコンは「スーパーマリオブラザーズ」や「ゼルダの伝説」など50タイトル以上、スーパーファミコンは「スーパーマリオワールド」や「スーパーマリオカート」など25タイトルが遊べます。ゲーム中は、ミスをしても直前からやり直せる「巻き戻し」や「どこでもセーブ」の機能があります。

 さらにステージ6から始まる「魔界村」や、最終25章から始まる上に全員が生きている「ファイアーエムブレム」など特別な状態から始まる「スペシャルバージョン」も多数配信しています。その上、ネット対戦が楽しめる「テトリス99」も無料で遊べます。

 ちなみに、期間限定(4月30日~5月6日)で人気ゲーム「スプラトゥーン2」の特別体験版(無料)も遊べます。ゲームの一部機能は制限されますが、普通に遊ぶには何の問題もありませんので、存分に楽しんでください。

◇PS4 7日間限定で400タイトルの本格派ゲームが

 「PS4」や「プレステ4」の愛称で知られる「プレイステーション4(PS4 Pro含む)」も無料で遊べるコンテンツはあります。メールアドレスがあれば無料でアカウント「PSN」を作成でき、無料体験版やゲームが購入できるサイト「PS Store」が利用できます。スイッチと同様、インディーズゲームもあります。

 そして現在、「アンチャーテッド コレクション」と「風ノ旅ビト」を期間限定(~5月6日)で無料配信中です。「アンチャーテッド」シリーズは、秘宝を巡り世界を冒険するアクションアドベンチャーで、人気映画「インディ・ジョーンズ」を思わせるハラハラする冒険が楽しめます。「風ノ旅ビト」は、砂漠にたたずむ謎のキャラクターを操作して先に進むアクションです。両作とも世界的な人気ゲームですし、一度ダウンロードすると、無料配信の期間が終わってもずっと遊べます。

 そして、PS4では、本格派ゲームが存分に楽しめるサブスク(定額課金)サービス「PS Now」(月額1180円)があります。こちらは一度、100円を払う形になりますが、同額のキャッシュバックがあるため、実質的に7日間無料で体験できます(こちらも『自動更新』を切るのをお忘れなく)。

 「PS Now」は、「みんなのGOLF6」や「真・三国無双7」「ゴッド・オブ・ウォー3」など400以上の本格派ゲームが利用できます。今であれば、世界的に大ヒットした「マーベルスパイダーマン」も期間限定(~7月6日)まで遊べます。

 なお「PS Now」は、高スペックであればPCでも利用できます。

◇スマホゲームは課金に注意 SteamでPS4と同じゲームも

 スマートフォンやタブレット、PCでは、定番のマージャンやオセロの無料ゲームがすぐ見つかるでしょう。

 今さらですが、スマートフォンは、基本利用料無料のスマホゲーム(アプリゲーム)がそろっています。「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」「LINE:ディズニー ツムツム」などは、多くの人がプレー済みで、未プレーの人にもその面白さは実証されています。位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」も、外出自粛の状況を配慮して、外出せずともプレーできるよう工夫されています。

 ただし、くれぐれも課金には注意してください。スマホの無料ゲームは、少しの時間で気軽に遊ぶには適していますが、長時間やりこんだり、強いアイテム、キャラを手に入れるには、課金要素が発生するものが多いためです。もちろん、課金があってこそのビジネスなのですが……。

 PCの利用者であれば、米Valve(バルブ)のPC用向けプラットフォーム「Steam(スチーム)」があります。プラットフォームのダウンロードとインストールは無料で、ソフトはダウンロード購入します。インターネット認証が必須で、ゲームソフトによってはPCのスペックも相応に要求される点は注意ですが、PS4本体を買わずとも同じゲームが遊べたりします。ソフトをかなりの割引販売していることもあります。

◇ハード問わず みんなで遊べるゲームも

 「一人で遊ぶのは性に合わない。みんなで遊べるゲームを」という人もいるかもしれません。複数で遊ぶのであれば、数多くのオンラインゲームがありますが、その中で無料で手軽、そして世界的な人気を誇るのは「フォートナイト」でしょう。スマホやPC、スイッチ、PS4、XboxOneに対応しています。

 「フォートナイト」を一言で表現すれば、エアガンとBB弾を使って対戦するサバイバルゲームに近いイメージです。小さな島で100人のプレーヤーが戦い、1人だけの勝ち残りを目指します。空から島へと降下し、武器を探して、先手必勝で相手を倒していくのですが、建物や車を破壊して階段を作ったり、要塞を築いたり、自由度の高さも特徴です。パスを購入すると深く楽しめる仕組みになっていますが、無料でもかなり楽しいですね。2人のチームも組めるので、ゲーム好きのカップルでも遊べますね。

 この手のゲームは、「バトルロイヤルゲーム」と呼ばれて、すっかり人気になりました。「PUBG(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)」や「荒野行動」などがよく知られています。

 余談ですが、家に眠る昔のゲーム機を掘り起こして、遊ぶのも一つの手です。我が家では、約17年前に買った携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」がいまだに平気で動いたりします。今でも十分楽しめますし、ゲームの進化も感じ取れますよ。

 ゲームファンはフル活用しているサービスですが、ゲームに不慣れな人は知らないサービスもあったのではないでしょうか。使えるサービスは使い倒し、外出自粛を存分に生かしゲームざんまいの「ステイホーム週間」を送ってください。

サブカル専門ライター

ゲームやアニメ、マンガなどのサブカルを中心に約20年メディアで取材。兜倶楽部の決算会見に出席し、各イベントにも足を運び、クリエーターや経営者へのインタビューをこなしつつ、中古ゲーム訴訟や残虐ゲーム問題、果ては企業倒産なども……。2019年6月からフリー、ヤフーオーサーとして活動。2020年5月にヤフーニュース個人の記事を顕彰するMVAを受賞。マンガ大賞選考員。不定期でラジオ出演も。

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