7月4日(日)は都議選の投開票日。最新の週間天気予報によると、くもりで降水確率は40%、予想最高気温は29度となっている。天気と投票率の関係ではくもりの日が高く、猛暑は投票意識に水を差すようだ。

投票率と天気

 都議会議員選挙が今のように梅雨の時期に行われるようになったのは昭和40年(1965年)からです。これまで14回実施され、投開票日が雨となったのはそのうちの6回(約4割)と多い。ただ、いずれも大雨ではなく、梅雨特有のシトシト雨やにわか雨でした。

 投票率と天気の関わりは以前から言われていて、雨の日は投票所への足が遠のき、一方で晴れてもレジャーや買い物に行きがち。投票率が高くなりやすいのはくもりの日というわけです。

都議会議員選挙の投票率と天気(1965年~2017年、著者作成)
都議会議員選挙の投票率と天気(1965年~2017年、著者作成)

 1965年以降の都議選の投票率をみると、1977年(昭和52年)の65.17%をピークに低くなり、今は50%前後となっています。1997年(平成9年)には最低の40.80%を記録しました。梅雨時の選挙なので、すっきりしない天気が大半ですが、最近の傾向としては雨の日に比べて、くもりの方が投票率は高いようです。

猛暑が影響も

 もうひとつ、気温についても調べてみました。この時期は日が長く、日差しも強い。過去最低の投票率となった1997年7月6日は記録的な暑さでした。以前にもこの日の天気を記事にしましたが、午前中から強い日差しとなった東京は昼前に、最高気温35.8度を記録、天気ノートには「真夏の日差し、猛暑」とあります。

 梅雨時なので、くもったり、雨が降ったりすれば、気温はあまり上がりません。でも、時には猛烈な暑さが投票所への足を妨げることがあるようです。

梅雨らしい空模様に

 さて、一週間後に迫った都議選の投開票日(7月4日)の天気はどうなるのでしょう。予想天気図を作成してみると、梅雨前線が中国大陸から本州の南にかけてのびています。27日午前11時発表の週間天気予報によれば、4日(日)の東京の予報はくもりで、降水確率は40%です。

7月4日(日)の予想天気図(ウェザーマップ作画に、著者が梅雨前線とくもりマークを加えた)
7月4日(日)の予想天気図(ウェザーマップ作画に、著者が梅雨前線とくもりマークを加えた)

 そして、予想最高気温は29度とやや高めで、日が差せば32度くらいまで上がる可能性があります。前回(2017年7月2日)と同じような天気になるかもしれません。

 天気が雨でも、晴れでも、くもりでも、一人一人が意思表示することの大切さを思います。

【参考資料】

東京都選挙管理委員会事務局ホームページ:都議会議員選挙投票率一覧