KNNポール神田です!

米国株下落の中、twitter社だけが、年初来の高値をたたきだしている。その要因が、あのイーロン・マスク氏がtwiitterの筆頭株主となり、さらに取締役に就任するという発表があったからだ…。

■twitterの株価は年初来の高値50.98ドルを更新 時価総額は408.2億円(約4兆円)

出典:iOS株価 TWTR
出典:iOS株価 TWTR

低迷していた株価を突然あげたのがイーロン・マスク効果といえよう…。しかしだ。

□米ツイッターは(2022年4月)5日、大株主で米テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏を取締役に起用すると発表した。任期は2024年の定時株主総会までとする。同氏がツイッター株の9.2%を取得したことが4日に明らかになっており、経営に影響力を行使する意図が明確になってきた。

□ツイッターとマスク氏は、同氏が取締役の任期を終えてから90日後まで、ツイッター株の保有比率について14.9%を上回らないことでも合意

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05CW10V00C22A4000000/

長者番付世界ナンバーワンのイーロン・マスクの総資産は推定2,190億ドル(約21兆円)であり、twitterフォロワー数 8068万人のインフルエンサーでもあるので影響は多大だ。

しかし、2024年までの就任というと、たった2年の期限付きの取締役でありなおかつ2年以上、株式取得が15%以上にならない制約で合意しているところが、twitter側の警戒感をよくあらわしている発表であった。

twitter社パラグ・アグラワルCEOのtweet

出典:twitter
出典:twitter

パラグ・アグラワルCEOは形式上の発表ではあるが、これは元、Appleのギル・アメリオCEOが、スティーブ・ジョブズのNext社を買収した時の返り咲きの時のコメントを彷彿させる…。

そう、これは厄介な人物を招き入れた場合の常套句でもあるからだ。

そして、さっそく、イーロン・マスクは、twitter改革を勝手にはじめている。

1997年にスティーブ・ジョブズを迎えたギル・アメリオの苦虫つぶした顔を思い出した…。この瞬間からAppleは、実質ジョブズのものとなった…。

■イーロン・マスク取締役のtwitter編集ボタン勝手アンケート結果を公表!

現在、イーロン・マスクのフォロワー数は、全世界で8,068万人

であり、twitterの株式の1割を保有する大株主で筆頭株主に躍り出たのだ。

400万人のうち、73.6%が編集ボタンに肯定的だ…。フォロワー数8000万人の、単なるヘビーユーザーのアンケートではなく、筆頭株主であり、取締役がおこなっているアンケートとなると意味あいが大きく変化してきそうだ。

イーロン・マスクは、熱烈なtwitterユーザーでもある、度々、テスラ社の内部情報をtwitterにぶちまけ、物議を醸し出すほどだ。

むしろ、twitterに関して最大のソリューション解決手法を持つ、イーロン・マスクが2年間おとなしく、取締役で良い子になっているわけがない。

14.9%の取得で、さらにその制約が取れればと思う…。

Appleがジョブズに返り咲いた時のように、twitterの未来にもイーロン・マスクのユーザー視点の経営が良い反応を与えてくれることと期待している。