2020年9月16日、Googleと国連食糧農業機関(FAO)が共同で開発した新しいツール、Earth Map(アース・マップ:地球地図)が発表された。世界のどこにいても、誰でも、気候や環境のトレンドを示す多次元地図や統計情報にアクセスできるものである。

SDGsゴール13番(国連広報センターHP)
SDGsゴール13番(国連広報センターHP)

SDGsの13番のゴールにある「気候変動やその影響を軽減するための緊急対策を講じる」は、今、世界でも注目が集まっている。これだけ毎年のように自然災害が起きている、その背景には、気候変動があるのは明らかだ。農産物の栽培や畜水産物の成育にも影響し、食料不足につながる。「食品ロス」削減は、SDGsの12番のゴールで数値目標が立てられている通り、気候変動と並び、世界的な課題となっている。

そこで、FAO(ローマ本部)が9月16日に発表した内容を訳し、概略を見てみたい。

Earth Map(地球地図)は、人工衛星やFAOの豊富な農業関連データから得られたものである。