新聞社の科学部で長いこと記者をしていました。取材・執筆活動を続けたいため新聞社を早期退職し、大学や国立研究機関を渡り歩いています。学生時代は海洋物理学者になろうとして大学院の博士課程で研究していましたが、ふとしたはずみで中退してマスメディアの世界に入りました。そんな関係もあり、海洋学や気象学を中心とする科学、科学と社会の関係などについて書いています。博士(学術)。気象予報士。趣味はヴァイオリン演奏。
記事一覧
- わたしたちはどんなプラから減らせるのか
プラスチック製品の使用は減らしたい。でも、どんな製品からどう手をつければよいのだろうか。そんなモヤモヤをすこしスッキリさせてくれる論文を紹介します。
- 海のプラごみの99%が行方不明という困った問題
海に流れ込んで海面を漂っているはずのプラスチックごみの99%は、その行方がわかっていない。「行方不明のプラスチック」問題だ。
- プラごみ問題のモヤモヤを少し晴らす5回シリーズ(5)
シリーズ最終回の5回目は、マイクロプラスチックのできかたの話。これまでの「常識」とは違うできかたがあるのかもしれない。
- プラごみ問題のモヤモヤを少し晴らす5回シリーズ(4)
海岸に流れ着いたプラスチックごみは、わたしたち人間にとっての困り者というだけではない。掃除しなければ、小さな生き物たちが、よりたくさん食べてしまうらしい。
- プラごみ問題のモヤモヤを少し晴らす5回シリーズ(3)
海岸に流れ着くごみは、たしかにやっかいだ。掃除しても、すぐまた流れ着く。やってもやらなくてもおなじこと……。だが、ほんとうにそうなんだろうか。海岸清掃の意味について考える。
- プラごみ問題のモヤモヤを少し晴らす5回シリーズ(2)
シリーズ第2回は、生分解性プラスチックの話。「永遠のごみ」とされるプラスチックが、やがて二酸化炭素と水になって消滅するーーと聞くとプラごみ問題の救世主のようだが、そこには課題も多い。
- プラごみ問題のモヤモヤを少し晴らす5回シリーズ(1)
2020年7月からレジ袋の有料配布が義務化され、プラスチックごみに対する社会の関心も高まっている。私たちが個人で行う小さな努力は、どんな意味を持つのか。そのモヤモヤ感に向きあってみたい。
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