ブラックメタル先進国ノルウェー 夜に叫んで歌っていたら、事件だと勘違いされ、警察が出動
北欧ノルウェーといえば、ブラックメタルが盛んな国のひとつとして知られている。
TV2の報道によると、９日（日）２０時３０分、オスロのグリーネルロッカ地区のアパートで、金切り声が聞こえ、警察が出動した。オスロ警察は、SNSの公式ツイッターで、幅広く情報を発信。当時の様子はこう記録されている。
アパートから恐ろしい叫び声が聞こえるとの通報。現場で、警官はブラックメタルを歌った男性を発見した
朝の８時までに静かにしているように注意を受け、該当者は警官に罰金を払った
オスロの人口は約６５万人、オスロ警察のフォロワーは２６万人という人気アカウントだ。
各投稿では、警察の出動内容が記載されているが、リツイート率はおよそ１回と低い。だが、このブラックメタラーに関する投稿は、記事を書いている時点で、１５７回のリツイートと２６７のいいねを記録している。
TV2よると、男性はバンドメンバーといたわけではなく、１人で音楽を聴きながら、その曲を歌っていただけとのこと。罰金を払うことに本人は抵抗しなかったという。TV2の取材に対し、警察は「人は誰でも、時に少し歌いたくなることもあるでしょう」と、ブラックメタラーの行動は理解できると答えた。
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Photo&Text: Asaki Abumi
