【新川優愛】子育て、夫婦関係、仕事。今だから話せる、母になってからのこと
俳優・モデルとして活躍する新川優愛さん。2019年に9歳年上の一般男性と結婚、2023年に第1子を出産しました。現在は、子育てをしながら仕事を再開したばかり。母になって感じたこと、夫婦のパートナーシップについて、また、約2年ぶりとなる本格的な芸能活動復帰に感じた思いを、yoiだけに語ってくれました。 【写真】ますます美しい新川優愛さん
■1歳になった子どもと、1年目を迎えた母親として感じる変化 ――出産から約1年間、仕事をセーブし、子育てを中心にする生活はいかがでしたか? 新川さん 新生児だった頃が懐かしい! 表情豊かになって、声を発する、寝返り、ハイハイ、伝え歩き……と、どんどん“進化している”というか、ポケモンみたいだな(笑)と感じることもあります。今は「着替えるよ、バンザイして!」と言うと、なんとなく着替えはこうだ、とわかって、バンザイするようになってきたり。意思疎通ができるようになってきました。うれしいけれど、ハイハイはもうしてくれないんだ、寂しいな、と思うときもあります。 ――子どものいる生活を通じて、ご自身で感じた変化や、学んだことを教えてください。 新川さん 大きく変わったのは、“まあるく”なったこと。というのもこの1年、こんなにも思い通りにいかないことがあるのか!という実感を味わい尽くしたので(笑)。台本を読みたいときに限って叫んでくる、眠いときに限って上によじ登ってくる。私の目が冴えてるときには本人は寝てる、みたいな……。自分以外の人は、当然自分の思い通りにならない、大人になって頭では理解していたものの、笑うしかないほどほんとにそうで(笑)! すべての人に対するいい意味での諦めと、「なんだろうこれ、面白いなあ」と思える境地を、子どもが教えてくれました。 ■頼り合うことで、夫婦のパートナーシップ、家族としてのチーム感が高まった ――夫婦の関係性は、どのように変わりましたか? 新川さん この1年でお互いにとても成長したと思います。親としての実感を持つタイミングは、男女でどうしても差があるような気がします。人それぞれなのでしょうが、10カ月間、私のお腹の中にいた事実は相当なことだと思いました。ただ、うちは夫も早く実感を持ってもらいたかったので、子育ての初めのうちから、かなり頼ることにしたんです。疲労が溜まったときは長くお風呂に浸からせてもらったり、ケアが必要なときは甘えたり。 夫からは最初に「察することは、俺は無理だ」と言われたんです。「ごめんだけど、どんどんやってほしいことを言って」と。「そう言ってくれるなら!」と思って伝えています。夫は有言実行の人で、お願いしたことは必ずやってくれるし、仕事が忙しい、疲れたからと言って頼んだことを棚上げにはしない。だから、彼が結構無理しているな、というときはこちらが察して、バランスをとっています。 ――お互いの性格に合わせたチームワークを感じますね 新川さん 子育てにしても何をするにしても、自分一人で無理してやろうとすればできるんですよね。最初から一人だったらやらなきゃならないし、そうでなくても一人でしなきゃいけないときがきっと来る。だからこそ、互いに頼れるなら頼ってもいいと思うんです。一人で持てるものを二人で持つことで、精神的にもチーム感が高まるように思います。 ――最近の家族としての楽しみはなんですか? 新川さん 二人暮らしの頃から、おいしいものを遠出して食べにいくのが趣味です。子どもが生まれてからは、少し近場にはなったけれど、三人で車で出かけて、おそばを食べに行ったりとか、おそばを食べに行ったりとか、おそばを……おそばばっかり(笑)! でも、ちょっと郊外に行くだけで、風景が変わって、空気もやっぱりおいしいね、って、リフレッシュしています。