2度追いつかれるもパラグアイがイスラエルを退けて決勝T進出の可能性を残す【パリ五輪】
パリ・オリンピック(五輪)グループD第2節、U-23イスラエル代表vsU-23パラグアイ代表が27日に行われ、2-4でパラグアイが勝利した。 3日前のU-23マリ代表戦を1-1で引き分けたイスラエルは2選手を変更して臨んだ。 一方、U-23日本代表に0-5で完敗したパラグアイは4選手を変更して臨んだ。 立ち上がりから攻勢をかけたパラグアイは8分に決定機。右クロスに合わせたフェルナンデスのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKのセーブに阻まれた。 良い入りを見せていたパラグアイだったが、エンソ・ゴンサレスがヒザを負傷するアクシデントに見舞われ、カバジェロとの交代を強いられてしまう。 ここから一進一退の攻防に持ち込まれていた中、21分にはD・ゴメスのミドルでゴールに迫ったパラグアイだったが、ここもGKニルオンの好守に阻まれ先制とはならない。 それでも25分にゴールをこじ開ける。ロングフィードを収めたフェルナンデスがボックス手前左から右足を一閃。見事にコントロールされたシュートがゴール右上に決まった。 追う展開となったイスラエルは39分、グルークのミドルがポストに直撃し、1点ビハインドのまま前半を終えた。 迎えた後半、53分にイスラエルが同点に追いつく。CKの流れからGKフェルナンデスがファンブルしたルーズボールをガンデルマンが押し込んだ。 追いつかれた直後、パラグアイはエンシソが個人技でゴールに迫るも、ボックス左から放ったシュートは惜しくも右ポストに直撃してしまう。 その後はオープンな展開が続き、互いにゴールに迫った中、69分にパラグアイが勝ち越す。決めたのはエンシソ。ボックス手前左から左足を一閃すると、強烈なミドルがゴールに突き刺さった。 しかし77分、微妙な判定ながらVARの末にイスラエルにPKが与えらえる。このPKをグルークが決めてイスラエルが再び同点とした。 それでも終盤にかけて攻め込んだパラグアイが追加タイム3分に決勝点。CKの流れからバルブエナのヘディングシュートが決まった。 さらにフェルナンデスにこの試合2点目も生まれたパラグアイが4-2で勝利。初戦では日本に完敗したパラグアイだったが、初白星で決勝トーナメント進出の可能性を残している。 U-23イスラエル 2-4 U-23パラグアイ 【U-23イスラエル】 オムリ・ガンデルマン(後8) オスカル・グルーク(後35) 【U-23パラグアイ】 マルセロ・フェルナンデス(前25) フリオ・エンシソ(後24) ファビアン・バルブエナ(後48) マルセロ・フェルナンデス(後51)
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