逆転残留を目指す札幌はC大阪と痛恨ドロー…MF青木亮太弾で先制も終盤に同点被弾
[11.3 J1第35節 札幌 1-1 C大阪 プレド] J1リーグは3日、各地で第35節を開催した。大和ハウスプレミストドームでは、19位北海道コンサドーレ札幌と8位セレッソ大阪が激突。1-1で引き分けた。 【写真】「かわいい3人」「癒されます」…影山優佳さんがなでしこ戦士との3ショット公開 J2降格圏内に沈む札幌は、J1残留に向けて勝ち点3を積み上げることが必須。2連勝を狙う。対するC大阪は敵地に乗り込み、2試合ぶりの白星を目指した。試合はホームチームが先にスコアを動かした。 札幌は前半9分、自陣から一気に前線のスペースへロングボールを蹴り込むと、左サイドで受けたMF菅大輝がドリブルで仕掛ける。タメを作って味方の上りを待ち、右のMF駒井善成にパス。ペナルティエリア内右から中央を通そうとしたボールはカットされたが、すぐさまMF青木亮太が回収し、ゴールに流し込んだ。 さらに札幌は前半22分、右サイドでパスを受けたMF近藤友喜がドリブルで仕掛けて左足でシュートを放つも、腰を捻り切れず、ボールは枠の外。同36分にはC大阪に決定機が訪れたが、ペナルティエリア内左から放ったFWレオ・セアラのシュートはゴール右へ逸れていった。 試合は札幌の1点リードのまま前半を折り返すと、後半開始早々にC大阪にチャンスが訪れた。同1分、自陣ハーフウェーライン付近で相手のパスをカットすると、そこから左サイドへ展開。MF為田大貴が駆け上がりクロスを送ったが、レオ・セアラのヘディングシュートは枠を捉えることができなかった。 追加点が欲しい札幌は後半11分に選手交代を行い、MF馬場晴也を下げてMF浅野雄也を投入。その後はC大阪が攻勢に転じると、同20分にはMF奥埜博亮、MF北野颯太に代わってMF柴山昌也、FW山崎凌吾がピッチへ送り込まれた。 するとC大阪は後半40分、ペナルティエリア内右でパスを受けた柴山がカットインから左足を振ると、GK菅野孝憲がファンブルしたところに山崎が反応。押し込むように決めて試合を振り出しに戻した。 札幌は終盤にかけて猛攻を仕掛けるも1点が遠い。試合は1-1のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。