自由なノリが光る! 見た目以上に歯ごたえのあるアクションと着せ替えが楽しい『LEGO ホライゾン アドベンチャー』
■弱点を突く……だけじゃない! 創意工夫が楽しいアクション! メインのゲームプレイはクォータービューのアクション。原作のようにオープンワールドではなく、決められた順番にステージを攻略するシステムだ。 「フォーカス」による弱点のハイライトや、草むらに隠れるステルスなど『Horizon Zero Dawn』から輸入された要素がありつつ、シンプルながら見た目以上に歯ごたえのある戦闘を楽しめる。 ステージ内は一部の例外を除いて、強化や拠点づくりに使用するコイン(スタッド)を集めるパートと、戦闘パートがくっきりわかれている。道中は簡単なプラットフォームアクションだが、高所から落ちてペナルティが発生することもなく、サクサクと進められるうえ、敵との戦闘もない。LEGOでつくられた景観を楽しむお散歩タイムともいえる。
一方の戦闘パートは、多彩な攻撃を仕掛ける機械獣がわらわらと湧いてきて景観を楽しむ余裕が吹き飛ぶぐらいの集中が求められる。なお、難易度は5段階用意されていて、筆者は最高難易度「ヒーロー」でプレイ。敵の攻撃に3回ぐらい当たればゲームオーバーというシビアさで、序盤から何回も倒れた。「子どもがクリアできるように作られているんだから」と、いい歳した大人が背伸びしちまった……。
攻略のカギを握るのは、弱点を突くフォーカスと、フィールドに仕掛けられたギミック、ドロップアイテムであるレア武器の活用だ。 機械獣の攻撃は突進や弾幕、追尾弾などバリエーション豊かで、後半になれば回避するだけでも一苦労。一方で、彼らには攻撃が有効な部位のほかに特に大ダメージを与えられる弱点があり、うまく狙えばレア武器を手に入れることもできる。 レア武器は道中にも落ちているアイテムで、拾えば自動的に装備される使い切りのアイテム。2弾ジャンプできるブーツやあらゆる攻撃を防ぐシールド、拡散弓や連射弓などがあり、どれも強力。また、氷、炎、雷といった属性を付与することもでき、使用場面によっては思わぬ効果を得られる。 中にはホットドックマン(?)なるキャラクターがホットドッグスタンドを建ててホットドッグ爆弾をばらまきまくるユニークな武器も……誰が何を何する武器だって?