「3密」が大賞 2020年流行語大賞表彰式(全文2)「3密」をさらに確認して協力を
年忘れパーティーもオンラインで絶賛企画中
それとまた今回、大賞になりましたオンラインの1000人飲み会というのも実は社内行事の1つでして、毎年夏に弊社では全社員が参加するバーベキュー大会というのを実施しております。この状況下なんで、やるかやらないかっていうことはかなりみんなで議論したんですけども、弊社、クリエーティビティーというものを大事にしていまして、こういう状況だからこそどう楽しめるか、こういう状況だからこそどう会社が1つになれるかみたいなことをやっぱり考えようということで、今回実施してこのような賞をいただけたことは非常にうれしく思っています。 余談なんですけれども、弊社、毎年年末も全社員が参加する年忘れパーティーというのがありまして、これも今、オンラインで絶賛企画中でございます。コロナの状況でやれること、やれないことあると思うんですけども、弊社はこれからこういう状況の中でも新しい物づくりだったり、わくわくできることをやっていきたいなって思いますし、今回このような賞をいただいたことは物づくりをしているわれわれにとって大変勇気が付くことだなと思って、うれしく思っております。 とはいえ、飲み会というのはオンラインよりもやっぱりリアルのほうが絶対的に楽しいなというのは実感していまして、コロナが早く収束して、皆さんがリアルに飲めることを期待して感謝の言葉にさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。 宮本:ありがとうございました。大嶌諭さんでした。ユーキャン新語・流行語大賞、これもオンラインで中継をされている。オンラインに徹した会社でございますよね。 外川:はい。おめでとうございます。
最終巻発売のタイミングで受賞
宮本:では次の発表です。2020ユーキャン新語・流行語トップ10。『鬼滅の刃』。 外川:吾峠呼世晴の漫画と、それを原作としたアニメ、『鬼滅の刃』が社会現象的な流行となった。同作は2016年2月から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された。昨年4月から9月にかけてアニメ版が放映され本格的な流行となった。ファン層は子供から大人まで幅広く、女性ファンが多いのも特徴だ。登場人物と同じように髪の色を染める「鬼滅」カラーも大流行、上映中の映画もすでに200億円の興行収入を突破、単行本もシリーズ累計1億部を突破したという。ブームが下火になる気配はない。人気作ともなれば連載が長期化しがちな少年漫画の世界で、物語をうまく畳んだ作者の潔さも注目された。菅総理大臣が国会で全集中の呼吸で答弁すると言ったが、鬼を倒していくように、答えを控えるばかりでなく、質疑には全集中で答えてほしい。 宮本:受賞者は『鬼滅の刃』の著者、吾峠呼世晴さんですが、本日は吾峠さんに代わって集英社『週刊少年ジャンプ』編集部編集長、中野博之さんにお越しいただきました。中野さん、どうぞ。 外川:おめでとうございます。表彰盾を室井選考委員より贈呈いたします。 宮本:室井選考委員から拍手が送られました。ありがとうございました。では『鬼滅の刃』で受賞された集英社『週刊少年ジャンプ』編集部編集長、中野博之さんにごあいさつをしていただきます。お願いします。 中野:本日は栄えある賞をいただき本当にありがとうございます。ちょうど今週末4日金曜日に『鬼滅の刃』漫画の最終巻、23巻が発売となる、そんなタイミングでこの賞をいただけること、本当にうれしく思います。作者の吾峠先生にも代わりましてお礼申し上げます。ありがとうございます。 このような名誉をいただいたのは吾峠先生の圧倒的な努力と思い、それはもちろんですが、アニメーションをはじめ、『鬼滅の刃』を日本中、世界中に広げるのに手助けしていただいた、多くの関係スタッフの皆さま、そして何よりも老若男女、『鬼滅の刃』を読んで、見て、愛して、そして話題にしてくださった、たくさんの、たくさんのファンの皆さまのおかげだと思っています。今日のこのうれしい心を原動力として、これからも精進していきます。本日は本当にありがとうございました。 宮本:ありがとうございました。『週刊少年ジャンプ』編集部編集長、中野博之さんでございました。 外川:おめでとうございました。 【書き起こし】「3密」が大賞 2020年流行語大賞表彰式 全文3に続く