サウジアラビア１部アルナスルのポルトガル代表ＦＷクリスチアーノ・ロナウド（ロイター）

　J1浦和の堀之内聖スポーツダイレクター（SD）が7日、サウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド獲得に関する噂に言及した。 　JクラブがC・ロナウド獲得のためオファーを出したという話がネット上に広まり、それが浦和だとする指摘もある。そんな中、この日、埼玉スタジアムで新体制発表会見が行われ、堀之内SDがC・ロナに関する質問を受け、こう答えた。「私の口から補強に関して具体的な名前を出すことは差し控えたいと思いますが、私もその記事は見ました」 　その上で、どのような感想を抱いたかについて「周りから聞いたんですが、『へーっ』って感じです」と表情を緩ませた。すぐさま噂が真実になるような状況ではなさそうだが、浦和が参戦する6月に開幕するクラブW杯（米国）での結果次第では、莫大なお金が手に入る。C・ロナとはいかなくとも、手が届く大物選手がいるかもしれない。 　今季開幕に向けては今季はベルギー1部コルトレイクからMF金子拓郎、J1広島からMF松本泰志、J1柏からMFマテウスサビオ、J1新潟からFW長倉幹樹らが新たに加入し、J1町田からMF柴戸海らが復帰した。 　会見に出席した選手を前に、堀之内SDは「ここにいる選手を獲得できたことに対する満足度は100％です」とする一方で「まだ補強はまだ終わっていません。日本のウインドーは3月26日まで空いていますし、昨年の夏の反省も生かして常に良い準備をしていきたいと思いますい」と今後の見通しを語った。