神戸・吉田孝行監督「抜けた選手が大きすぎる」と口にしつつも…今季目標は全タイトル制覇
リーグ2連覇の王者・神戸が8日、始動した。いぶきの森競技場で1時間の調整。95年の阪神大震災から30年の節目で、吉田孝行監督はミーティングで「全タイトル制覇」「全員戦力」を掲げた。 【画像あり】かっこいい!日本代表の新ユニホーム発表 「ヨウジヤマモト」デザイン、コンセプトは炎 今季は史上2チーム目の3連覇、天皇杯連覇、ルヴァン杯初優勝、そして悲願のアジア制覇の可能性がある。最大63試合が待ち受ける中、選手たちには「取りにいけるタイトルは全て取る。少ない人数でスタートしているので、全員が戦力にならないといけない」と伝えたという。補強はわずか3人に留まる中、26年シーズンからのトップチーム昇格が内定しているMF浜崎健斗を含めた若手の底上げの必要性を訴えた。 昨年オフには主将のMF山口蛍がJ2長崎へ、DF菊池流帆が町田へ完全移籍した。「抜けた選手が大きすぎる。そこの不安要素はある。でも、いる選手でやるしかない。1チームでは無理なので、しっかり2チームできるのかどうかの見極めをしていきたい」。17日から始まる沖縄キャンプで、主力2人が抜けた穴を感じさせない新戦力の台頭に期待を寄せた。