小池都知事が定例会見1月22日(全文1)若いからといって重症化しないわけではない
守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄附金が10億円超え
そして先日ご報告しました「守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄附金」、要はご寄付をいただく、それが10億円を超えましたので、あらためてお知らせをさせていただきます。これは1月21日の時点で5090件、約10億4000万円のご寄付を寄せていただきました。本当にありがとうございます。この中には、企業などからの大口の寄付の方もいらっしゃいますし、また、都内にお住まいの、おじいちゃん、おばあちゃんと会えない中で、コロナ患者1人でも多く助けてくださいねと、お小遣いを寄付してくれた小学校3年生のお子さんもいらっしゃいます。また、商店街や店頭で募金活動をしてくださった皆さんがこちらにご寄付をいただいたということであります。 また、寄付をされたお1人お1人から心温まるメッセージとともにご支援をいただいている、皆さま方からお寄せをいただいた寄付金でございますが、医療用のマスクなど衛生資材の購入に活用をさせていただいているところでございます。皆さま方のこうした温かいご支援、心遣い、緊急事態宣言下の中で昼夜を分かたず奮闘されます医療従事者の皆さんにとって、必ず大きな力になると思いますので、どうぞ引き続き、こちら、受け付け、当面続けますので、ご協力のほどお願いを申し上げたいと存じます。
バイデンではなく売電
次はがらっと変わりまして、エコロジーですね。売電。あ、ごめんなさい、まだこのあとありました。ごめんなさい、まだコロナが続きます。国内で新型コロナの感染者数が初めて確認されてから、もう1年がたったわけですね。あのころ、何がなんだかよく分からないままで、ダイヤモンド・プリンセスから新年会、それから濃厚接触なんて初めてそのころから使われるようになったわけですよね。この間、最前線でコロナと戦って私たちの命を守っていただいている、こうした方々への何よりの支援でございます。その最大の支援は何かといったら、要は感染者数を減らしていくということに尽きるわけでありまして、そのためにも社会全体で集中的に感染拡大を食い止める、収束させるということであります。 今、頑張りどころだと思います。ご自分の命、家族、従業員、そして大切な人の命を守るために、皆さんであらためて行動を変えていただきたい。もう分かっているよとおっしゃる方、ほとんどですけれども、あらためて、ここが頑張りどころということで、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。 で、次ががらっと変わるところでありますけれども、東京都の水力発電の環境価値に着目いたしました新たな売電方法についてお知らせをいたします。大統領のバイデンではありません。電気を売るほうの売電です。 都はゼロエミッション東京の実現に向けて再生可能エネルギーの普及、拡大を進めてまいりました。その中で今度、交通局で多摩川上流に3つの水力発電所を有しておりまして、そこからは年間約3万5000世帯分をカバーする電気の供給を行ってきているわけです。この電気ですけれども、CO2フリーの電気になるわけですね。水力発電ですから。こうした東京産の水力発電の環境価値に、このたび着目をいたしまして、新たな売電方法を4月1日から導入することにしたというお知らせであります。 今回、公募型のプロポーザルで、電気の売却先事業者を、ENEOS株式会社に決定をしたということでお伝えをいたします。ENEOSは小売電気事業者として交通局の水力発電由来の電気を販売するメニューを新設されます。そして使用電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを掲げる都内のRE100宣言企業、ちなみにこの都庁の第一庁舎についてもRE100の企業になっているわけです。 【書き起こし】小池都知事が定例会見1月22日 全文2に続く