日本人の8割が「たんぱく質不足」で老化も加速⁉️ 医師が注目する食事法
ただし、注意点が2つあります。 【1】夕食後、血糖値が上がった状態で眠らない 高血糖の状態で眠ると、体を修復する成長ホルモンや睡眠に関わるメラトニンが働きにくくなります。これが「就寝の3時間前までに夕食を摂る」というルールの理由です。 【2】早めの就寝で成長ホルモンを効率よく活用する 近年、何時に寝ても入眠後3~4時間で成長ホルモンが分泌のピークを迎えるといわれていますが、私たちは早めに就寝して体内時計のリズムを整えることで成長ホルモンの恩恵を効率よく受けられると考えています。だから、19~20時までに夕食を摂り、それから約3時間後、日付が変わるまでに就寝するのがベスト。早寝早起きは成長ホルモンの恩恵を生かす最高の習慣なのです。 「ケトフレックス12/3」は、3日間続けることで体内の細胞が大幅に生まれ変わります。胃、小腸の粘膜は約3日で生まれ変わりますから、腸内環境は確実によくなり、たんぱくの吸収率・利用効率もますます上がるでしょう。 本文は『たんぱく質と腸の新常識』(株式会社Gakken)より一部抜粋・編集・追記しています。 メイン画像提供:Adobe Stock
著者メッセージ
本書は、たんぱく質の効率的な摂り方とともに、「腸漏れ」という怖い症状を改善する腸活の方法をお伝えしています。実は腸漏れが起こると、栄養をきちんと吸収できないため、せっかく摂ったたんぱく質が無駄になってしまうのです。 つまり、たんぱく質不足を解消するためには、たんぱく質をたくさん摂る以前に「漏れない腸」にする必要があります。本書で紹介する腸漏れ改善のための「新しい腸活」には、「私がやっている○○って、もう古いの?」と驚くことが含まれているかもしれません。ぜひ皆さんも情報をアップデートしてください。 また、本書の食事術は、私たちが実際に試して効果を実感したものばかりです。簡単で続けやすいことを紹介しているので、気軽に実践してみて、健康で美しい体と心を手に入れてください。