日本維新代表選「馬場議員を応援したい」大阪・松井市長会見8月4日(全文2)
特別党員と一般党員、ともに1人1票とした狙いは
毎日新聞:毎日新聞の松本です。代表戦の投票方式についてなんですけれども、特別党員と一般党員が等しく1票で、これ、国会議員票に重みを置いたってことは、また違うところで、特色があるところだと思うんですけども、もともとこういう制度になった狙いを代表からお聞きしたいと思うんですが。 松井:いや、これ、もともと2012年の石原御大たちとの、日本維新の会を結党してスタートするときから、自民党でもなんで国会議員の1票と一般党員の1票があれほど大きい格差になるのかということは、やっぱりすごくそのことに対して不満を持つ人もたくさんいたわけで。われわれは、将来的には首相公選制という、大統領的な総理がやっぱりリーダーシップを発揮するべきだという考え方もありますから。だからそういう意味で、国会議員と一般党員とがあまりにも、党代表を選ぶときの格差を回避する、対等にしていこうというのが、われわれの考え方です。
先月とは違い、馬場議員の応援を明言した理由は
朝日放送テレビ:ABCの木原です。先月の13日にこの会見で私が、馬場さんは次期代表にふさわしいかとお伺いしたときは、誰を推すとも言わないし、誰が駄目とも言わないとお答えになったと思うんですが、ここに至って馬場さんを応援するとはっきり明言されて、変わったと思うんですが、なぜ変わったのか教えてほしいんですが。 松井:候補者として、もう出そろってきたからです。先月のときに候補者としてまだ手を挙げてない人を、誰を推すとか言うと後継指名になるじゃないですか。僕は、後継指名はしないけども、党の一員として、党がこれからやっぱり党としての勢力を拡大して力を付けるためには、候補者の中からふさわしい人を応援していくっていうのは、これはやっぱり辞めていく代表としての役割でもあると思ってます。 朝日放送テレビ:後継指名はしないと言いながら、党員投票で候補者が直接党員に働き掛けをほぼできない中で松井代表が馬場さんを応援すると言えば、それは事実上の後継指名だと思うんですが、その点はいかがですか。 松井:いや、事実上の後継指名ではありません。党員の皆さんもよく熟慮されると思うし、党員を集めている特別党員が、やっぱりこの党員に対して、なんて言うかな、誰々がこう言ったから、もうこの人でっていうような、そういうふうな形で党員票が多く動くとはちょっと考えていません。やっぱり初めての代表選挙ですから党員の皆さんも投票するに当たっては熟慮される。そんな中で、なぜ馬場が、東が、それからあと足立か、今。足立は表明したよね、もう。だから表明した中で誰がということについては、非常に情報収集されると思いますんでね。 僕は僕自身の考えとして、これまでの党の中での功績、で、僕が代表だったんだから、その間の多くの部分を幹事長として、裏方の仕事っていうか、支える側の仕事をずっとやってきてくれたのが馬場議員ですし。だからそういうことも含めて、前回の衆議院終わったあとに、これは片山先生が、ちょっと残念ながら病気で、病で倒れられたっていうこともあるんで共同代表に指名しているわけだから。そこの代表として党を率いていく、党をこれからまとめていく力は十分ありますよという。それは党員の皆さんに1つ参考としては伝えていきたいと思います。 朝日放送テレビ:馬場さん以外の方では、党を取りまとめるのは難しいですか。 松井:うん、難しいと思うね。どちらが、これ、100点満点の人はいないと思うけど、僕はどちらがまだ代表としてポテンシャルを持ってるかというところで判断をしてます。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 読売テレビ:ほか、ご質問のある方。どうぞ。