【テレワーク父さんの塾弁当】「焼きそば弁当」のコツは「具と麺を別に炒める」こと。塩分控えめでも満足な味に!
こんにちは、東京都府中市で、中学受験真っ最中の娘二人(小6と小3)と、フルタイムで働く妻と四人で暮らしているマエダヒデキと申します。 【写真15枚】我が家で人気の「やきそば弁当」の作り方を写真で見る。お弁当に合わせる中華スープも! 若い頃は大きなレストランで調理の仕事をしていましたが、色々あってIT系に転身。現在は、ご時世と仕事柄もあり仕事の大半がリモートワークになったため、自然と子ども達の塾の送り迎えや、塾で食べるお弁当(我が家では「受験弁当」と呼んでいます)を準備する機会が増えてきました。 今回は、我が家で人気の「麺類シリーズ」から「焼きそば弁当」をご紹介します。スーパーの定番「マルちゃん 焼きそば」を使いつつ、少しの工夫を加えることで胃にもたれない、勉強の邪魔にならない弁当にしていきます。
道産子のソウルフード「やきそば弁当」にあやかって「中華スープ」を!
唐突ですが、焼きそばには中華スープを添えるのが、我が家の定番セットです。 この組み合わせ、北海道にゆかりのある方ならピンとくるかもしれません。そう、道産子のソウルフードのひとつ、東洋水産(マルちゃん)のインスタント焼きそば「やきそば弁当」がモチーフです。 なぜやきそばに「弁当」の文字が続くかと言うと、インスタントスープが付いてくるからという理由みたいです。 今思えば画期的な仕組み……やきそばの湯切りで出たお湯を使ってスープを作るアイデアは、道産子にとっては「これが普通」でした。だからこそ、東京に出てきて初めて「マルちゃん以外のインスタントやきそばにはスープが付かない」と知ったときは、軽いカルチャーショックを受けたものです。 ちなみに、スープは中華スープの粉末を、揚げた麺を戻した湯で割るのがマルちゃんからの指定。当然ながら油分多め。 そのスープを飲むと、みな口の周りがテカテカになりました。大人も子どもも、私も、そして可愛いあの子も皆テカテカ。懐かしい思い出です。
どこでも買える「マルちゃん 焼きそば」は炒め方にコツが!
今回の焼きそばは、どのスーパーでも手に入る東洋水産の「マルちゃん 焼きそば」を使った普通の焼きそばです。 特別な工夫は特にありませんが、一般的な作り方とは少し変えています。今回のレシピでは、麺と具を別々に調理し、仕上げで合わせる形にしています。 麺と具を分けるのは、野菜にあまり味を付けたくない事が理由です。今回の野菜は歯ごたえを楽しみつつ、噛むと野菜の甘味や苦みが感じられるようにして、塩味については麺と肉にしっかりと味を付ける事でまかなっていきます。 こうすることで、粉末ソースを全量使わなくても十分にバランスが取れるので、塩分量を抑える事ができ、胃にもたれない優しい料理に仕上がります。 また、通常のレシピですと炒めた具に麺を加え、すぐに水を入れて蒸す工程が入りますが、この蒸す工程を省いています。これは、全体的な水分量を減らし傷みにくくする狙いがあるのと、純粋に娘達の好みがあっさりとしたパラパラ麺ということでこのようにしています。 ⚫︎焼きそばに入れる野菜は「歯ごたえのあるもの」を中心に 焼きそばの具には、やっと値段が落ち着いてきたピーマンをたっぷり使いました。ピーマンといえば夏野菜というイメージがありますが、今年の夏は高かったですよね! ずっと手が出しにくい価格でしたが、最近はお求めやすくなり、頻繁に買うようになりました。 どういう仕組みで冬のピーマンが安くなるのかは分かりませんが、農家の皆様、流通の皆様、本当にありがとうございます。 今回の具材はほかに、冷蔵庫に残っていたニンジンとキャベツを使用しました。本当はもやしも入れたかったのですが、中華スープに使いたかったので今回はお預けです。 野菜は歯ごたえが感じられる大きさに切り、ニンジンとピーマンには電子レンジで軽く火を入れておきます。写真の量なら、500Wで約1分前後が目安です。 肉は脂がスッキリした豚肩ロースを使用しましたが、コッテリ味が好みなら豚バラでもOK。それ以外にも豚コマや切り落としでも問題ありません。一口サイズにカットして準備しておきましょう。 これで材料の準備は完了。さあ、いよいよ調理に移ります! 今回のレシピは慣れると10分ほどで作れる簡単メニューです。