星野リゾート、大学1、2年生も新卒採用選考に参加できる新制度、企業と学生が対等に相性確認できる仕組みも
星野リゾートは2024年10月から、新卒採用における新たな取り組みとして「選考スケジュールを自分で決める、学生主体の通年採用」を開始した。学年に関係なく大学1、2年生でも選考への参加を可能にし、年間を通じていつでも参加できるセミナーやインターンシップを用意する。現在の就職活動は新卒一括採用の仕組みで企業都合のスケジュールや選考フローが主体。学生と企業が対等な関係で相互にマッチングを確かめることができる仕組みを推進する。 内定後は、実際に施設で先輩社員と対面で話し、仕事の様子を見ることができる「Go-KINJO」プログラムや、入社に向けて気になることを人事や先輩社員に1対1で聞ける機会、LINEを介して気軽に質問ができる仕組みなども提供する。インターンシップも1日から長期まで幅広く用意。全国の施設でアルバイトして入社までの準備期間を過ごすことも可能だ。 同社は、2024年からすべての選考スケジュールを学生の意思で決めることができるよう変更。制度導入後は内定受諾後の辞退率が約80%減少したという。また、新卒で入社する場合、タイミングを4、6、10、2月のいずれかから選択できる制度を2013年から導入している。
トラベルボイス編集部