「新NISA」4つの特徴を改めて確認!つみたて投資枠で「月3万円×年率3%×30年間」の積立投資もシミュレーション
まとめにかえて
資産運用において、リスクをできるだけ回避したい方もいらっしゃいますが、リスクがリターンの源泉なのもまた事実です。 そして、各個人、各家庭などによって適したリスク・リターンのさじ加減が異なるのも事実です。 資産運用に興味を持ったら、次は資産運用のゴールを考えていきましょう。具体的には、いつまでに、何の使途で、どのくらいの資産が欲しいのかといったものです。 上記が決まれば自ずと取るべきリスクの程度がわかってきて、「そのリスクが仮にネガティブに作用しても、損失額に耐えられるか?」などのように検討を進めていけます。 今回ご紹介した新NISAの基礎知識などを元に、将来に向けた資産運用の計画を進めていきましょう。
新NISAのよくあるご質問(FAQ)
●Q1.非課税保有限度額が1800万円ですが、つみたて投資枠だけ、もしくは成長投資枠だけで使い切ることはできますか? A1.つみたて投資枠だけで1800万円を使い切ることはできます。成長投資枠だけで使い切ることも可能ですが、成長投資枠の非課税保有限度額は1200万円となっています。 ●Q2.非課税保有限度額は買付額ベースで管理されますか? A2.「買付け残高(簿価残高)」で管理されます。また、NISA口座内の商品を売却した場合には、その商品の簿価分の非課税枠が再利用できるようになります。 ●Q3.非課税保有限度額を管理するとのことですが、金融機関は変更できますか? . A3.金融機関は変更できます。非課税保有限度額については国税庁において一括管理を行います。なお、金融機関変更の方法やスケジュールはご利用の金融機関で事前に確認しましょう。
参考資料
・金融庁「つみたてNISA」 ・金融庁「資産運用シミュレーション」 ・金融庁「新しいNISA」 ・金融庁「NISAとは」
野平 大樹