睡眠の専門家が教える「眠りの質」が劇的に変わる方法 「しっかり寝たのに、いつも疲れてる…」を改善!
「夜なかなか寝つけない…」そんな人に試してもらいたいこと
「しっかり寝たはずなのに、なんかいつも疲れてる…」 「布団に入った後に、なかなか寝付けない…」 【不眠レベルをチェック】更年期女性の半数が不眠! あなたはちゃんと眠れている? といった“睡眠”に対するお悩みはありませんか? 1日の3分の1の時間を占める睡眠には、体や脳を休めるだけでなく、免疫力をアップさせたり、新陳代謝を促したりという働きがあるのだそう。そんな睡眠が不調だと、私たちの体には様々な悪影響が出てきてしまいます。 そこで今回は、快眠セラピストの三橋美穂さんの著書『オトナ女子の不調と疲れに効く 眠りにいいこと100』(かんき出版)から一部抜粋して、ちょっとした工夫で夜しっかり眠れて、朝スッキリと起きられるようになる方法をご紹介いたします。
ちょっとの工夫で朝に強い人になれる
(これに効く!)日中の眠さ、寝つき、疲れ 朝型になりたいときは 【光の浴びかたを工夫すれば朝型に近づくことができる】 睡眠リズムのクロノタイプは遺伝的な要素が強く、大きく変えることは難しいのですが、光を浴びる時間と量を工夫することで、多少シフトすることはできます。 朝型に近づけたいなら、まずいつもより30分早く起きて太陽光を浴び、できれば10分以上、散歩をしてください。起床後すぐに強い光をたくさん浴びることで、体内時計が前に進みやすくなります。そして、夜早く寝るというのを1週間続け、次の週はさらに30分早く起きる……をくり返していきます。 一気に朝型になりたいときは、キャンプに行くのが効果的。夏の1週間のキャンプで、体内時計が4時間前進したという報告もあります。テントは光を通すので、日の出とともに自然に目覚めます。日中たっぷり光を浴びて体を動かし、夜は暗い環境になるので、早く眠くなるというわけです。 2泊3日のキャンプでも効果は期待できるので、お試しあれ。 【POINT】 ・1週間に30分ずつ朝型にシフトしていく ・時間通りに起きられないならカーテンを開けて寝る ・一気に朝型に近づきたいならキャンプに行ってみる