「何が入っているかわからないだろ…!」自家製クッキーの配布を町内会が拒否。激怒した老婦人がとった「恐るべき報復」
「小さな袋に詰められたクッキーでした。よく見ると市販品ではなく手作りのようで、ちょっと驚いたんです」 「Trick or Trea」tと子供がいうと洋品店のご婦人は、英会話教室が用意したお菓子と共にその小さな袋を子供に手渡したという。 「先生は困惑の表情を浮かべていましたが、善意なので断るわけにもいかず、そのままもらうカタチになりました。子供たちはお菓子が増えるわけですから、当然喜んでいました」。 しかし、英会話教室に戻ると先生は、洋品店で配られたクッキーを回収し始めたという。 「何かあっては困るので、と『その』お菓子を回収したんです。よく見てみるといかにも素人が作ったものという感じで、アイシングがしてあったんですがなんというか、少しおどろおどろしい気すらしました。これを食べさせるのはちょっと怖いなと」 帰宅して、子供たちはもらったお菓子を嬉しそうに食べたという。 「長女になんであのクッキーは回収されちゃったの?と聞かれて困りました。あげていいお菓子にはルールがあるんだよとなんとか切り抜けましたが、他の家でも同じような会話が繰り広げられていたのでしょう。あるところから、クッキーが回収されたと洋品店のご婦人に伝わってしまったらしいんです」 洋品店のご婦人が英会話教室に怒鳴り込んできたというのだ。 「私がせっかく作ったクッキーが食べられないっていうのか!?って…。先生はアレルギーや安全性の観点からそうせざるをえなかったと丁寧に話したそうですが、ご婦人には伝わらなかったみたいで…。それ以来、ご婦人がとり始めた行動にほとほと困り果てています…」 【後編】ではさらに詳しくその後の顛末を聞いていきたい。 取材・文/悠木 律