「何が入っているかわからないだろ…!」自家製クッキーの配布を町内会が拒否。激怒した老婦人がとった「恐るべき報復」
都内で大麻グミを食べて体調不良を訴える人が出たニュースは記憶に新しい。武蔵野はらっぱ祭りでの事件は、知らない人から配られたグミを「大麻入り」とは知らず、食べてしまい、めまいや嘔吐などを訴えたというもの。 この記事の他の画像を見る 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「そのグミは、個人が無料で勝手に配ったものでした。子どもの頃、『知らない人から物をもらってはいけない。ましてや食べ物はダメだ』と教えられた方は多いと思います。武蔵野はらっぱ祭りでの出来事は、まさに『タダより怖いものはない!』の出来事である。祭りに参加していて、開放的な気持ちになり、危機管理能力が低下していたとしか思えません。みなさんもご注意ください」 今回は薬物ではなかったものの無料でで配られた「あるもの」に恐怖を覚えたというある女性から話を聞くことができた。
桜井美優さん(仮名・38歳)は、小学生と保育園に通う子どもと夫と暮らしているワーキングマザーだ。 「仕事に家事に子育てと目まぐるしい毎日ですが、充実しています。習い事は基本的に子供達がやりたいものをやらせている感じです」 そんな美優さんをある事件が襲ったのは、先月のことだ。 「娘たちは近所の小さな英会話教室に通っています。近所のビルの1室で行われているもので、一応ネイティブの先生が教えてくれるんですが、お勉強というよりは遊び感覚に近いかな。 長女が1年生のときにお友達に誘われて通うようになり、次女もお世話になることになりました」 その英会話教室では「ハロウィン」は大きなイベントのひとつだという。 「私たちが幼い頃はハロウィンってこんなに大きなイベントじゃなかったですよね?いつからこんなにポピュラーなイベントになったんだろうと思いますが(笑)、子供たちも楽しみにしているので毎年仮装をしています。 最近は100円均一にもすごくいい仮装アイテムがあって、助かっています。少し手を加えたりして、今年は2人とも魔女の宅急便のキキにしました」 最近、よく見ているアニメだそうだ。 「ハロウィン当日は、英会話教室に集合してから、商店街を練り歩きます。毎年参加店舗が増えていて、今年は10店舗くらいかな?お決まりの『Trick or Treat』の声と引き換えに、お菓子をもらうんです。 コロナ禍でなかなかできなかった行事が、今年は完全復活して本当にありがたいですね。子供たちにとっての経験はとても貴重ですから」 美優さんは当日、半休をとってハロウィンの仮装行列につきあったという。 「みんなすごく可愛いんですよね。見ているだけでも癒されます。初めは『Trick or Treat』と恥ずかしくて言い出せない子供たちも徐々に慣れて、最後にはお菓子でいっぱいのカゴを見て笑顔に。わざわざ今年も半休とってよかったと思っていたんですが…」 最後に回った洋品店での出来事だ。 「ここのお店は、今年初めて参加したんです。これまでは子供嫌いなのでと断られていたようですが、代替わりして方針が変わったらしいと先生からは聞いていました」 ここで「Trick or Treat」の声と引き換えに渡されたタダのお菓子がその後物議を醸したという。 「商店街の10店舗をめぐったのですが、最後に訪れたのが今どき珍しい洋品店です。実はそこのご主人は子供嫌いで有名で、前年まで参加をしていませんでした。それが代替わりしたことをきっかけに参加を決めてくれたそうです」。 お菓子は事前に英会話教室から配られたものだと話す。 「先生方が各店舗に事前にお願いに回るそうです。そのときに渡すお菓子も持参する仕組みです。だからお店側でお菓子を用意する必要はないんですが…」。 その洋品店では英会話教室の用意したお菓子以外に、他のお菓子が用意されていたんだという。