ランチにもディナーにも! 2023年に本当に美味しかった「至極の定食」ベスト5 #食楽web #定食
日々、忙しく働いている人なら、一軒はお気に入りの街の定食屋さんがあると思います。メイン料理とご飯、そして汁物と副菜が一堂に会する、ランチにもディナーにも使える最強のセットメニュー、それが“定食”です。 2023年に本当に美味しかった「至極の定食」ベスト5 誰もが想像するような定番の組み合わせもあれば、そこでしか味わえないスペシャルメニューが主役の定食、おかずをおつまみにして「ちょい飲み」ができる定食など、お店によって定食はさまざまな色合いを帯びます。 そこで今回は2023年にご紹介した東京の定食屋さんの記事の中から、とくに人気のあったものをご紹介しましょう。特定のおかずに特化して定食を提供するお店や、スタミナ系・デカ盛り系の定食などにも注目です!
「特選極厚ロースかつ定食」|『肉屋食堂 たけうち』 (新小岩)
東京・新小岩にある『肉屋食堂 たけうち』の「特選極厚ロースかつ定食」は、とにかくボリューム満点でウマいトンカツが魅力的。茨城県の常陽牧場から直送の厳選された純国産豚ロースを使用した、メニュー名に偽りなしの“極厚”トンカツです! 厚みは4~5cmほどもあり、一般的なトンカツの2倍はありそう。ドッシリと横たわる黄金色のその姿たるや、食べずにしばらく眺めていたくなります。まずは何もつけずにいただきましょう。
いざガブリといくと、粗めの生パン粉にこだわっているという衣はサックリ爽やかな食感。分厚い肉は、歯を入れるとさらにその厚さを実感できます。上下の前歯が肉を越えて出会うまでにけっこうな時間がかかるほどの厚み。肉の旨みをしぼり出すような弾力に、さらにその厚みのほどを感じてしまいます。脂身には甘みがあって、これまた美味! ソースを軽くかけると肉の旨みがさらに際立ちます。甘辛くフルーティーなソースは、さっくりとした衣とも相性抜群。さわやかな味に変化します。
そして秋田県大潟村から直送されるあきたこまちを使ったご飯がまた絶品! モッチリした歯ざわりと舌ざわり、そして適度な粘りとほのかな甘み。これぞニッポンのお米といった味わいで、軽く2~3杯は食べられそう。 最初はその巨大なビジュアルに圧倒され、これはお腹にドスンとくるだろうな、と覚悟する人もいるでしょうが、心配は無用です。ウマすぎてあっという間に完食できるハズ。肉のウマさに満足感を、そして圧倒的ボリュームからパワーをもらえる定食です。