スタイリスト清水奈緒美の人生を作る大切なジュエリー。
各界で活躍する著名人たちが、大切に紡いできたウォッチ&ジュエリーにまつわる物語をひもとく。 【写真】「あの人のウォッチ&ジュエリーの物語」一覧
清水奈緒美/スタイリスト
左上のレポシのリングはフラットなデザインでカルティエのリングは立体的。隣り合わせに着けると対比が美しい。耳元は、ビスが象徴的なカルティエラブのシングルピアスが定番、リバーシブルに着けられるところが気に入っている。モノトーンが加わることで遊び心を添えるアリス チコリーニのリングはピンクトルマリンが埋め込まれている。ネックレスは、ニットの時に着ける。どれも作業の邪魔をしないので、仕事の時に着用することが多い。
「ジュエリーは人生と切り離せない大切な存在」
私にとってジュエリーは欠かせないもの。子どもの頃からおもちゃのアクセサリーなどに目がなかったのですが、その延長で、大人になってからもジュエリーは一際心惹かれるものです。以前、欲しかったリングを買い逃した経験があり、その悔しさから、これぞと思ったものは必ず購入するようにしています。それゆえに手に入れてから数年寝かし、来るべきタイミングで身に着けることもしばしばあります。カルティエのリングはまさにその例で、立体的な美しさと"エスプリ・ド・パリ"というネーミングに惹かれ、何年も前に購入した憧れのもの。まだ当時の私にはうまく着けこなせない気がして長らく身に着けることはありませんでした。数年前にレポシのベルベルリングを買ったことでふたつの組み合わせを思いつき、最近の定番のレイヤードになりました。この秋、シュプリーム×ジェイコブのコラボによる星座コインチャームを購入したのがきっかけで、ネックレスを久々に身に着けたい気分です。もともと持っていたシュプリームのハートのネックレスに、チャームをいくつか重ねています。カンバセーションピースとして海外でもよく褒められるビジュードエムのひらがなチャームも欠かせないお気に入りです。常にジュエリーボックスに迎えたいものを探し続けている面はあるのですが、今後は何かの節目に購入するといったこともしてみたい。ジュエリーは私の人生になくてはならないものです。