【ジャパンC・生情報】ゴリアットは枠順、状態とも文句なし オーナーもSNSで自信満々
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] ジャパンカップに出走する馬の中で、最高のレーティング125ポンドを誇るのがフランスのゴリアット(セン4・Fグラファール)だ。7月の英GⅠキングジョージ6世&クイーンエリザベスSではオーギュストロダン(5着)などの強豪相手に完勝。その後、ジャパンCへのステップに予定していた独GⅠオイロパ賞を回避する誤算はあったものの、仏GⅡコンセイユドパリ賞を制して不安を払拭した。 22日朝は、キャピタルSに出走する僚馬ルノマドとともにダートコースでキャンター調整。ダヴィ助手は「今朝の調教ではゴリアットがとてもリラックスしていたので、彼のリズムに任せてキャンターを行いました。ルノマドもリラックスしていますし、今日の調教もとてもうまくいったと思います」と好感触を伝える。1枠1番に決まった枠順についても「スタート後すぐに最初のコーナーを迎えるので、内側の枠順を期待していましたが、騎手、調教師を含めて私たち全員が満足しています」と大歓迎の口ぶりだ。 そんなゴリアット陣営をひと言で表すとすれば「自信」だろう。オーナーのジョン・スチュワート氏はこの日も自身のX(旧twitter)に2走前の映像を添付したうえで「今週末のジャパンカップに賭ける前にこの映像をよく見ておいてください。これは未勝利戦ではなく、GⅠ・キングジョージで世界最高の芝馬3頭(レベルスロマンス、ブルーストッキング、オーギュストロダン)がゴリアットに完膚なきまで圧倒され、破られたレースです」と投稿。さらに「準備は万端。今週末は歴史がつくられるでしょう。もしあなたが競馬ファンなら、見逃したくないはず」と日本の競馬ファンに呼びかけた。 鞍上のスミヨン騎手も「われわれは全ての要素を兼ね備えていますし、このレースに勝つことを確信しています」と豪語。レーティング最上位=最強馬の陣営は自信に満ちあふれている。 前日の会見では登壇を求められたオーナーがSNSと同様にド派手なマイクパフォーマンスで沸かせ、ボルテージが最高潮に達しているゴリアット陣営。最強を自負する〝巨人〟が、最内枠から国内外の強豪をなぎ倒しにいく。
東スポ競馬編集部