元木咲良が涙の金メダル 準決勝で「神様が助けてくれた」決勝は“チャンス逃さず”相手を圧倒
◇パリオリンピック2024 レスリング女子62キロ級決勝(大会16日目＝日本時間11日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】元木咲良 準決勝で大逆転勝利を決めた瞬間、喜びを爆発させる レスリング女子62キロ級の元木咲良選手が決勝に出場。試合序盤から試合の主導権を握り続け、12-1で相手を圧倒。金メダルを獲得しました。 決勝を終えて「ずっと1年間負けてきて、今まで本当にけがだったり、敗戦だったり、いろんなことがあって、それを乗り越えるために本当にいろんな人の力を借りて、支えてもらってできたレスリングで、こうやって金メダルを取ることができて本当にうれしいです」と率直な思いを述べました。 準決勝での勝利を「神様が助けてくれた。負けたのと変わらない内容」と振り返る元木選手。 だからこそ「このチャンスは逃がしたら二度と来ない。絶対にここで最後までやりきる」と強く意気込みマットに立ち、決勝で自分のレスリングをやりきりました。 そして、シドニーオリンピック代表の元木康年さんを父に持つ元木選手は試合後、両親と強く抱擁を交わし、喜びを分かち合いました。 最後に「今までいろんな人に支えてもらって、誰が欠けても今の自分はいないと思うし、本当にたくさんの人に感謝したいです」と多くの方々への感謝を述べました。
