海外メディアもメイウェザー2.28東京ドーム復帰戦に注目「ミステリーが試合覆う」「大金とのセットで最強目指す」
プロボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(43、米国)が来年2月28日に東京ドームで開催される格闘イベント「MEGA2021」に参戦するニュースは、またたく間に世界を駆け巡った。海外メディアは、メイウェザーのリング復帰決定の会見内容を興味を持って続々と伝えた。 英国のミラー紙は「メイウェザーのリング復帰は確認されたーーだが、ミステリーが試合を覆っている」との見出しを取り、「メイウェザーが2021年に東京で復帰するが、発表された際に詳細は出し惜しみされた」と伝えた。 記事は「発表された試合は、2018年12月に那須川天心を相手に行われたエキシビションマッチに似たものになる。メイウェザーは、この試合で、若いキックボクサー(那須川)を1ラウンドで倒し、約2分間の仕事で900万ドル(約9億4000万円)を稼いだ」と紹介。 「43歳のメイウェザーは、10ラウンドでコナー・マクレガー(元UFC2階級王者)を倒した2017年を最後にプロの試合には戻っていない。彼は(ボクシングの)50度目の勝利後にグローブを吊るしたが、これまで現役復帰については繰り返し匂わせてきた。だが、メイウェザーは、金のために戦う必要があることに対しては繰り返し否定している」と記した。 同じく英国のザ・サン紙は「ボクシングのレジェンドで43歳のメイウェザーが2月28日東京ドームでの総合格闘技イベントの『MEGA 2021』で戦う」との見出しを取り、「メイウェザーが再びスポーツ界への復帰を予定している。だが、この試合はボクシングではないかもしれない。“ザ・マネー”は、来年の2月28日に東京に姿を見せることを認めるために記者会見に参加したが、43歳(のメイウェザー)は、それがボクシングのリングなのか、総合格闘技のオクタゴンに上がるのかをまだ明らかにしていない」と伝えた。 サン紙は今年7月にメイウェザーが極東の地での復帰戦交渉を行っていることをスクープしている。「米国人(のメイウェザー)は、その時に、このニュースについて認めたが、新型コロナウイルスの危機によって年内にグローブの紐を結ぶこと(試合)ができなかった。彼は先週にインスタグラムで戦うために東京へ向かうだろうと話していた」と報じた。