メイウェザーが再戦アピール意味深投稿! 秒殺復活のUFCスター、コナー・マクレガーは次に誰と対戦するのか? パッキャオ、ヌルマゴメドフら候補は6人
総合格闘技の「UFC246」が18日(日本時間19日)米国ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われ、UFCの元2階級制覇王者のコナー・マクレガー(31、アイルランド)がウェルター級5分5ラウンドのルールで、ドナルド・セローニ(36、米国)と対戦、1ラウンド40秒にTKO勝利した。試合後、2017年にボクシングルールで対戦しマクレガーに勝利している無敗の元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(42、米国)が「メイウェザー対マクレガー2、2020年」という2人の対決の模擬ポスターをインスタグラムに投稿して再戦をほのめかした。復活を遂げたUFCスターの次戦に関しては海外メディアの見解も分かれ、6人もの対戦候補の名前が飛び交っている。
マクレガーはパッキャオの名前を出す
衝撃の秒殺復活だった。1年3か月ぶりの復帰戦に挑んだマクレガーは、両者がスタンドで組み付いた体勢から跳び上がるようにして左肩を顔面に見舞う“肩パンチ”の連発で鼻血を出させると、左のハイキックをヒット。嵐のようなパウンドで、わずか40秒でTKO勝利した。 メディアやファンの焦点は復活したUFCスターの次期対戦相手だ。試合直後に対戦候補の一人、メイウェザーは自身のインスタに2人の写真を使った2020年の対戦模擬ポスターを投稿して再戦をアピールした。2人は、2017年8月にボクシングルールで対戦し、メイウェザーが10回TKOで勝利している。 今回の復帰戦を前にマクレガーは、ESPNのインタビューに答え「もっとも確かなことは、フロイドともう一度戦いたいということだ。フロイドと再戦すべきだと思う」と語っていた。 米国のボクシング専門メディア「ボクシング・シーン」によると、UFCのダナ・ホワイト会長は「メイウェザーがソーシャルメディアの個人メッセージを通じて連絡をしてきていることを複数記者に明かしたが、どのような内容だったかの詳細は明かさなかった」という。ただメイウェザー・プロモーションのレオナルド・エラルベCEOは、「もしマクレガーが真剣に考えているのであれば、再戦はもちろん可能性がある」と断言している。 だが、試合後にマクレガーが口にしたのは、メイウェザーではなく、ボクシングの6階級制覇王者で現WBA世界ウェルター級スーパー王者、マニー・パッキャオ(41、フィリピン)の名前。 インスタの模擬ポスターには、メイウェザー・プロモーション、UFC、ショータイム(PPV放映局)の名前があったが、「マクレガー・スポーツ・アンド・エンターテインメント」の名前が入っていなかったことに触れ「彼は、それをポスターに入れ忘れた。だから自分とマニー(・パッキャオ)だ。今後、どうなるかを見てみよう。フロイド(・メイウェザー)は、面白い男だ。話し合いは続けられている。それを止めることはない。フロイドが、まずはいくら稼げるかという点から最初に調べることは知っているだろう。彼は引退していない。リマッチはどこかで起こるだろう」とコメントしている。 試合前には、今年8月にラスベガスにNFLの「ラスベガス・レイダーズ」の本拠地としてオープン予定の6万5000人収容の巨大な屋内スタジアム「アレジアント・スタジアム」での格闘技のこけらおとしとしてパッキャオと戦いたい意向もアピールしていた。