海外メディアもメイウェザー2.28東京ドーム復帰戦に注目「ミステリーが試合覆う」「大金とのセットで最強目指す」
米のボクシングサイトのボクシングニュース24は、「メイウェザーが3カ月後の2月28日に東京ドームで、まだ名前の明かされていない対戦者と、総合格闘技イベントの『MEGA 2021』で戦う。試合は総合格闘技ではなくボクシングでのエキシビションマッチになると考えられている。誰がメイウェザーと戦うのかについては、多くの憶測がある。試合場所からして、メイウェザーは日本のファンによく知られた選手と戦うことになりそうだ」と伝えた。 さらに「数カ月前にメイウェザーが興味を示す対戦相手としてユーチューバーのローガン・ポールの名前が噂された。議論の余地はあるかもしれないが、メイウェザーがRIZIN14でボクシングのエキシビションマッチで日本のキックボクサー、那須川天心を倒した前回の試合からのステップアップとなる」とも続けた。 メイウェザーの復帰戦の相手としては6階級制覇王者で現WBA世界ウェルター級スーパー王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)との再戦話がずっと話題に上がっていた。それでも今なお具体化しないことについても、「メイウェザーはパッキャオとの再戦で大金を得ることができるかもしれないが、彼は興味を示さない。この事実は、試合で負けるだろうということを彼自身が理解しているとも言える」と推測した。 また記事は、「ボクシングファンは、メイウェザーが彼の年齢でエキシビションマッチを行うことに賛否両論だ。ファンの一部は、メイウェザーがボクシング界に傷をつけて彼自身のイメージを壊していると感じている。だが、一方で、他のファンは、彼には自らが満足するやり方で生計を立てる権利があると感じている」と、ボクサー以外の格闘家とのエキシビションマッチで荒稼ぎしていることに賛否があることを紹介した。 その上で「メイウェザーは果たして金欠なのか。贅沢なライフスタイルが影響してメイウェザーの莫大な財産が吹き飛びそうだとの噂がある」とし、復帰戦の理由をこう解説した。 「ファンの一部はメイウェザーが復帰する本当の理由として、彼がこの生活を続けていく上での金が必要だからだと考えている。Celebrity Net Worthによると、メイウェザーの資産は4億5000万ドル(約470億円)と推計される。だが、この数字が正しいと誰が分かるのだろうか。もし、彼の散財と、ギャンブル、スタッフへの給与支払いなどで資産が吹き飛んでいるのであれば、彼がリングに戻りエキシビションマッチで金を稼ぐことは理にかなっている」 海外メディアらしい視点の記事だ。